サマリ

日本株は米国株高を背景に4日続伸を記録し、日経平均は68,713円で推移しています。一方、米国株は原油上昇と経済指標の弱さが重荷となり小幅反落。市場全体では利上げ観測の後退やAI関連への期待が交錯する局面が続いています。

詳細

日本株の動向

日経平均はFRB(米連邦準備理事会)の早期利上げ観測の後退を支えに4日続伸し、前日比405円高の68,713円で取引を終えました。日経平均は約1ヶ月ぶりの高値水準を記録しており、堅調な推移が続いています。

上場企業の2026年4~6月期決算が進む中で、AI・半導体関連ではない銘柄にも物色が広がり始めました。特に決算・自己株取得が好感されたサービス企業や内需関連銘柄が買われています。

一方で、AI・半導体関連銘柄は買い先行から値を崩す銘柄が多く出ています。東京エレクトロン、村田製作所、レーザーテック、イビデンなどが大幅安となり、利益確定売りが目立つ局面もあります。

ドル円相場は159円台半ばでの攻防が続いており、市場関係者の想定レンジは158.6円から160.2円です。日本10年国債利回りは2.87%へ上昇し、約1ヶ月ぶりの高水準をつけており、9月の日銀利上げが織り込まれつつあります。

米国株の動向

米国株式市場は反落。ダウ平均は105.67ドル安の52,552.97ドル、ナスダックは387.28ポイント安の25,881.95で取引を終了しました。対イラン攻撃が連日激化し原油高が警戒され、相場は下落に転じています。

経済指標の弱さも市場の重荷となっています。7月の米小売売上高は前月比0.6%減と市場予想に反してマイナスとなり、景気減速への懸念が広がっています。

ナスダックはAIインフラ関連企業の好決算を受けてIT・ハイテク株への買い意欲が高まっています。しかし半導体メーカー台湾セミコンダクターの決算が市場の期待に満たず、同セクターの売り圧力となっています。

短期金融市場では9月利上げの確率が40%程度まで後退しており、インフレへの警戒感は和らいでいます。ただし米長期金利は高止まりしたままで、米財政赤字の拡大やAIインフラ整備の資金調達が投資家に不安を与えています。

今後の展望

野村證券のストラテジストは日経平均の2026年末見通しを70,000円に上方修正しており、値上げや株式数の減少に支えられたEPS(1株当たり利益)の拡大を軸に株高基調が続くと予想しています。

しかし、市場は複数の不確実性に直面しています。原油高と中東情勢の不透明感は引き続き重荷となり、米国長期金利の動向も注視が必要です。日本株も決算シーズンを経てセクターローテーションが加速しており、AI関連から内需関連への資金シフトが続く可能性があります。

来週は米国のGDP統計やFOMC議事録などの重要経済指標が控えており、これらの結果がマーケット全体の方向性を決定づけると予想されます。投資家は個別銘柄の業績見通しと市場全体のトレンドの両面から判断することが重要になります。

【PR】全銘柄の取引手数料が0円の【DMM CFD】


ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。