サマリ

日本株は中東情勢緩和への期待とAI関連銘柄の買い支えにより、5月上旬に過去最高値を更新。米国株も企業業績の堅調さが下支えとなっています。両市場とも年末に向けて上昇基調が予想される一方、中東リスクや金利動向への注視が必要な局面が続いています。

詳細

日本株の現況と見通し

日本株式市場は堅調な上昇基調を維持しています。5月22日の日経平均株価は前日比2.68%高の6万3,339円で引けており、約1週間前の最高値に近い水準にあります。特に注目すべきは5月7日に記録した過去最大の上昇幅です。連休中に米国でAI・半導体株が買われた流れが波及し、関連銘柄を中心に幅広い銘柄が買われました。

セクター別には、AI・半導体・防衛・ロボットなどテーマ性が高く業績も堅調な電機・機械が注目の中心です。また、割安感から銀行や自動車銘柄への関心も高まっています。ソフトバンクグループは米OpenAIのIPO観測により、オープンAIの上場申請報道を受けて連日大幅高となり、1銘柄で日経平均を約570円押し上げるほどの影響力を示しました。

今後の見通しについて、複数の大手投資銀行は強気姿勢を示しています。野村證券は2026年末の日経平均株価を6万円に上方修正しており、メインシナリオでは上値の目途が5万9,000円まであると見ています。上振れシナリオでは7万円台突破も視野に入れており、秋口から年末にかけて一段の上昇も期待されています。

米国株の現況と見通し

米国株式市場も底堅い展開が続いています。5月22日のS&P500は前日比0.37%高の7,473.47で推移しており、ダウ工業株30種平均は約3カ月ぶりに最高値を更新しました。市場を支える主要因は堅調な企業業績です。

第1四半期決算シーズンでは84%の企業がEPS(1株当たり利益)でポジティブサプライズを達成し、過去10年平均の76%を上回っています。さらに注目すべきは先行き見通しで、2026年通年のEPS成長率が18.6%と予想されており、企業業績は総じて堅調に推移する見込みです。

セクター別には、情報技術が過去1カ月で20.8%高となり、通信サービスも18.5%高と堅調です。AI関連銘柄への投資マネーが集中し、フィラデルフィア半導体株指数も18日続伸して最高値を更新するなど、テクノロジー関連の強さが目立ちます。一方、エネルギーは7.0%安と売り圧力を受けており、中東情勢が相場に影響を与えている状況が伺えます。

今後の展望

日米両市場とも年末に向けて上昇基調が続く可能性が高いと見られています。日本株については、6月の成長戦略発表や日銀の追加利上げ観測、そして企業業績の改善が株価の上値を支えるでしょう。2026年度は営業利益が12%増益と予想されており、実質賃金の上昇が消費・設備投資を拡大させる好循環への期待も高まっています。

米国株については、企業業績の堅調性が重要な下支え要因となります。ただし、2026年5月にはFRB新議長の交代が予定されており、その政策スタンスがドル円相場を通じて日本株にも影響を与える可能性があります。また、中東情勢やエネルギー価格の動向、米国金利の推移など、変動要因も複数存在することに留意が必要です。

投資家としては、AI・半導体などの成長テーマへの継続的な関心、一方で割安株への分散投資も視野に入れ、バランスの取れたポートフォリオ構築を心がけることが重要な局面が続くと言えるでしょう。

【PR】全銘柄の取引手数料が0円の【DMM CFD】


ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりする、愛すべき全知全能のアホ。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。