【ハルキゲニ男の未攻略ゲーム愛】2026年07月09日の気になる1本
今日の1本
…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『マジック:ザ・ギャザリング』だ。ジャンルはトレーディングカードゲーム(TCG)。。30年以上の歴史を持つ、TCGというジャンルそのものを生み出した親玉みたいな存在なんだ。
どんなゲーム?
基本的には2人で遊ぶターン制の対戦カードゲームだ。カードは大きく「土地(Land)」と「呪文(Spell)」に分けられ、土地をタップすることで呪文を使うためのマナを生み出す多くのカードが原則を破る特殊ルールを持っており、これによりほぼ無限に拡張され得るコレクション性と多彩なゲーム展開とが両立されている。相手のライフを0にするか、デッキ切れに追い込むと勝ちだ。シンプルに見えて、実際の対戦は深い。
競技シーンも本格的だ。最もポピュラーなフォーマットである「スタンダード」では、概ね最近1〜2年の間に発売されたカードの中から自分のデッキを構築することになり、その時期ごとにメタゲームが生まれる今日使用されている基本的なデッキ構成のルール——60枚の最低限と15枚のサイドボード、4枚制限——は、1994年の第1回世界選手権のときに生まれたものだ。30年変わらない土台がある。
ゲニ男が気になる理由
正直に言う。MTGは「重い」という印象を持っている人が多いと思う。カードの種類が膨大で、ルールも複雑だ。でも、それがいい。このゲームの設計者リチャード・ガーフィールドは、「基本ルールを壊すような特殊能力」をカードそのものに落とし込むというコンセプトでMTGを作り上げた。つまり、ルールを覆すことがゲームの根幹に組み込まれているんだ。これは今のカードゲーム、ボードゲーム、ビデオゲームを含めた全ゲームデザインに影響を与えた概念なんだ。
長い歴史の中で蓄積されたデータと洗練された戦略性を学ぶ環境が豊富に用意されており、初心者でも高いレベルのプレイに到達できる仕組みが整っているというのも、ガチ勢には刺さる部分だ。メタが読めたとき、デッキがはまったとき、静かに燃えるものがある。
こんな人にやってほしい
デッキを組む楽しさを本気で味わいたい人に向いている。「カードゲームを始めてみたいけど何からやればいいか分からない」という人も、原点であるこの作品に一度触れてほしいんだ。現在はPC・スマホで遊べる「MTGアリーナ」というデジタル版もあり、チュートリアルやソロモードが充実しているので、敷居の高さを感じずに入れる。紙のカードの手触りから入るのもいい。どちらでも入口は開いている。30年以上世界中で遊ばれ続けてきた理由を、自分の手で確かめてみることだ。やってみる価値はある。…以上。
