【ハルキゲニ男の未攻略ゲーム愛】2026年10月02日の気になる1本
今日の1本
…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『月風魔伝』だ。金曜はレトロゲームの日と決めている。今日はこれ以外に選択肢はなかった。
どんなゲーム?
この3つのモードが切り替わりながらゲームが進む構成は、当時のファミコンソフトとしてはかなり野心的だったんだ。
プレイヤーは主人公・月風魔となって、奪われた一族の秘宝「波動剣」を取り戻し、殺害された兄2人の仇『龍骨鬼』を討つため旅に出る。攻撃力を示す「けん」ゲージや生命力を示す「いのち」ゲージ、ゲームオーバー時に表示される「復活の呪文(パスワード)」など、独自のシステムも特徴だ。ボス前には3D迷路のダンジョンが待ち受けていて、これが独特の緊張感を生むんだ。
ゲニ男が気になる理由
このゲームが面白いのは、ゲームモードの多彩さだけじゃない。ナムコの「源平討魔伝」との類似性が一部で指摘されているが、アクションRPGとしてシナリオとアクション要素をアーケードの源平討魔伝とディスクシステム専用ソフトのゼルダの伝説リンクの冒険を参考にしている。つまり、当時の和風アクションの潮流を大きく吸収しながら、独自の地点に到達したタイトルなんだ。それがわかるほどに、各要素の完成度が高い。
BGMについても触れておかないわけにはいかない。ファミコンの音源でここまでやれるのかという驚きがある。和の世界観と地獄という舞台が、音楽によってさらに深みを増している。
そして、2022年に34年ぶりの続編『GetsuFumaDen: Undying Moon』がリリースされているという事実も見逃せない。実に34年振りの新作となった月風魔伝UMは、突入ごとに構造が変化するステージを自己強化を繰り返しつつ探索する、ハクスラ系ローグライクアクションゲームだ。原作の魂を継ぎながら、現代のゲームデザインに昇華している。続編が出るということは、それだけ原作の根が深いということだ。
こんな人にやってほしい
和風の世界観が好きな人にはまず刺さると思う。剣と妖怪と地獄の旅路というだけで、もうそれだけで一本の映画に値する設定だ。
あとは、ファミコン時代のゲームが「難しいだけ」だと思っている人にこそやってみてほしい。横スクロール、マップ探索、3D迷路という三つの顔を持つこのゲームは、単調さとは無縁だ。飽きる前に次のフェーズが来る。
レトロゲームの入門として、あるいは和風ダークファンタジーの原点として。どちらの理由で手に取っても裏切られることはないはずだ。やってみる価値はある。…以上。
