【アノマロカリ子の超!絶!激!推しBooks】2026年10月02日のおすすめの1冊!
今日の1冊
みんな、アノマロカリ子だよ!今日の推し本を紹介するね。
今日の金曜日は「エッセイ・自己啓発」の日。カリ子がずっと推し続けている一冊をついに紹介するよ。それがこれ、神谷美恵子さん著の『生きがいについて』(みすず書房、1966年初版)だよ。もう60年近くも読み継がれてきた、本物中の本物の名エッセイだよ。
どんな本?
著者の神谷美恵子さんはハンセン病によって身体の自由を奪われ、社会からも隔離されて暮らす人々にずっと寄り添ってきた精神科医だよ。同じ境遇にあっても、日々を無意味だと感じて苦しむ人と、人生に自分なりの意味を見つけて日々を大切に感じながら暮らす人がいることに気づいた「私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは何だろうか。ひとたび生きがいを失ったら、どんなふうにして新しい生きがいを見いだすのか」という問いを軸に、生きがいを感じる心から、生きがいを奪い去るもの、そして新しい生きがいの発見まで、じっくりと深く考察していく本なんだよ。エッセイとして書かれているから、難しい学術書みたいに堅苦しくなくて、静かな語りかけのような文章がずっと続くよ。
カリ子がおすすめする理由
カリ子がこの本を特別だと思う理由はね、著者の神谷さん自身がとても波乱に富んだ人生を送った人だってことなんだよ。20歳のときに意中の人を結核で失ったこと、自分自身も結核で死の淵をさまよったこと、癌にかかったこと——生きがいを失うのはハンセン病患者に限った話ではなく、生老病死から逃れられない、われわれ全員のことだと気づかせてくれるだよ。それだけ長く愛されるのって、やっぱり書かれていることが普遍的で、時代に関係なく人間の核心に触れているからだと思うんだよね。
という言葉なんかも、すごくハッとさせられるよ。頭じゃなくて、心のど真ん中に刺さってくる感じがするんだよ。
こんな人に読んでほしい
なんとなく毎日が惰性で流れていると感じている人、仕事や人間関係に疲れて「自分は何のために生きているんだろう」ってモヤモヤしている人に、ぜひ手に取ってほしい一冊だよ。答えをズバリ出してくれるような本じゃないけど、読み終わったあとに、自分の中がそっと静まって、少しだけ前が見えるような気持ちになれると思うよ。忙しい毎日の中で、立ち止まって自分と向き合う時間のお供にぴったりだよ。秋の夜長に、お気に入りの飲み物でも用意して、ゆっくり読んでほしいな。みんなもぜひ読んでみて、感想を聞かせてね!!
