2026年09月19日の株式市場動向まとめ
サマリ
日本株は9月18日に大幅反発し、日経平均が前日比1.38%高で3日続伸しました。米国株も17日に反発基調となり、原油価格の続落と金利低下が安心感につながっています。ただし、半導体やAI関連銘柄への警戒感は依然強く、市場は調整局面へ向かいつつあります。
詳細
日本株の動き
となりました。市場では原油価格の下落とそれに伴う金利低下が買い材料となり、18日は3日連続の上昇となっています。
ただし、足元の相場は不安定な動きが続いています。米国のオープンAIが開発スピード減速と2026年内のIPO延期を発表し、AI・半導体関連銘柄に売りシグナルが出ていること9月28日には3月期決算企業の配当権利付きの最終売買日を迎え、配当再投資の買い需要が約1.6兆円発生するとみられているため、今後の反発が期待できます。
米国株の動き
米国株は調整局面の中で、17日に小幅反発となりました。17日の米国市場ではダウ平均が316.14ドル高の51778.04ドル、ナスダックが439.87ポイント高の26418.30で取引を終了となっており、全体的に調整が進んでいます。特にハイテク・グロース株が中心となったナスダックの下落が目立っています。
背景には、2026年が重要な分岐点を迎えることが挙げられます。2026年のAI相場は「結果」が問われ、1月下旬から2月上旬にかけてハイテク決算が集中する中で、ハイパースケーラーの巨額AI投資に対し、市場は具体的な収益を求めているとのことです。つまり、AI企業の利益成長が期待を満たすかどうかが今後の株価を左右する重要なカギとなります。
今後の展望
市場全体としては、調整局面が継続する可能性があります。ただし、9月末に向けては日本株に買い戻し機会が訪れそうです。
より長期的には、FRBが予防的利下げを継続すれば米国株にとって追い風になり、市場予想では米政策金利は2026年末には3.00~3.25%程度まで引き下げられるとの見方が大勢となっており、金融環境は株式市場に有利です。
しかし投資家は、AI関連銘柄の過熱からの調整リスク、インフレ指標の推移、そしてFRBの政策判断の変更に注視が必要です。短期的な値動きの荒さは続きそうですが、経済ファンダメンタルズを見れば大きな転換点はまだ先という判断が市場の大勢となっています。
