サマリ

2026年8月28日の株式市場では、日経平均が66,131.98円で前日比130.18円安と小幅な反落を記録しています。米国市場はエヌビディアの決算発表などの重要イベント控えで様子見相場が続いており、半導体株の売却圧力も一部見られています。中東情勢の緩和期待が継続する中、今後の展望は金利動向と企業業績が主なカギとなります。

詳細

日本株の現状

日本株市場は8月後半に入り、やや足踏みしている状況です。日経平均は26日に130円安で終値66,131.98円となり、反落となりました。8月全体の相場は、前半と後半で相反する値動きをする傾向があり、2026年も同じパターンになる可能性が指摘されています。

これは夏の市場参加者の減少による「夏枯れ相場」の影響が大きいです。ほんの小さなニュースでも株価が大きく動く局面が続いており、投資家は注意深く相場を見守っている状況です。

ただし明るい材料もあります。野村証券は8月10日付で日経平均の2026年末目標を70,000円に上方修正しました。企業の1株当たり利益である「EPS」が19.2%増えると予想し、値上げや株式数の減少に支えられたEPSの拡大が株高基調を後押しするとの見方です。

米国株の動向

米国株市場では、S&P500が7,500~7,850ポイントのレンジで推移しています。8月26日のエヌビディア決算発表が最大の焦点となり、米長期金利の動向も重要な判断材料です。

8月初旬には米国株が好調でした。S&P500は8月4日に2カ月ぶりの最高値である7,736ポイントを付け、ダウ工業株30種平均も5万4,085ドルの最高値を記録しました。この上昇は中東情勢の緩和期待と企業の好業績が支えていました。

しかし足元では、AI・半導体株に利益確定売りが入っています。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)はピークから30%下落し、「弱気相場」の水準に達しています。これは金利が高止まりする懸念と、一部のハイテク銘柄の割高感が重しとなっています。

アナリスト予想では、2026年末のS&P500目標は8,000ポイントに引き上げられています。企業利益が相場を支える一方で、8~10月は調整が進む可能性もあり、上昇は一筋縄ではいかないという見方が主流です。

今後の展望

9月のFRB(米国の中央銀行)会合における金利引き下げの判断が、世界的な株式市場の重要なターニングポイントになりそうです。金利が落ち着けば、AI・半導体などの成長株への買いが戻る可能性があります。

日本株では、円高による輸出企業への圧迫を懸念する声もあります。同時に円高は内需系の大型バリュー株には追い風となるため、セクターごとの選別が重要になるでしょう。

また、フィジカルAI(自律的に働くロボット)などの新しいテーマへの注目度も高まっています。経済産業省が2027年度の予算概算要求に約1.4兆円を盛り込む見通しなど、政策面でのサポートが期待されています。

夏枯れ相場の局面ですが、9月以降の企業決算発表ラッシュに向けて、業績相場へのシフトが進む見込みです。投資家は好況企業と苦境企業の二極化に注視し、個別銘柄の選別がより一層重要になるでしょう。

【PR】全銘柄の取引手数料が0円の【DMM CFD】


ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。