サマリ

日本株は米国のインフレ鈍化を好感して反発し、ダウ平均が約9ドル高で終了。米国株はCPI統計が予想を下回り利上げ警戒感が後退。日本株では半導体関連やAI関連が買われ、セクターローテーションが進行中。長期金利は30年ぶりの高水準2.9%を記録。

詳細

日本株の動き

日本株はこの1週間で大きなうねりを見せました。14日の日経平均は500円高の67743円で引け、反発の流れが続いています。注目すべきは、AI・半導体関連の動きです。キオクシアHDやソフトバンクG、アドバンテストなど主力のハイテク銘柄が売り先行から切り返して大幅上昇。これまで過熱していたハイテク株が調整を経て、再び買われ始めた局面と言えます。

一方で興味深い傾向として、単なるハイテク一辺倒ではなくセクター間の物色変化が進行中です。原油高を追い風にINPEXが買いを集め、金融機関や不動産株も底堅い動きを見せています。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1185に対し値下がり327と、圧倒的に上昇銘柄が優勢。この広がりのある相場は健全な動きとも評価できます。

米国株の動き

米国株は最新の経済指標で一つの転機を迎えました。14日発表の6月CPIが予想を下回り、インフレの鈍化を示唆したことが大きな買い材料に。ダウ平均は小幅ながら9.63ドル高の52508.27ドルで引け、利上げの警戒感が後退しました。

ただし、IBMが暫定決算で供給制約への対応をコメントしたことを機に、ソフトウェア関連銘柄に売りが目立ちました。この一件が示すのは、市場全体が好調でもセクター間で強弱の差が出やすい環境という点です。注目すべきは、米国の機関投資家の心理です。バンク・オブ・アメリカの調査によると、投資家心理は2月以来の強気水準に上向き、54%の投資家が世界経済の「ノーランディング」(減速しない状態)を予想しているとのこと。運用資産に占める現金比率も3.6%まで低下し、投資家がリスク資産に向かっていることがうかがえます。

今後の展望

株式市場は今、大きな転換点を迎えています。30年ぶりの高水準である2.9%の長期金利は、デフレから脱却し「金利のある世界」への移行を象徴しています。金利上昇は通常、株式にはマイナス要因ですが、むしろ日本株は金利上昇の中でも上昇。これは景気回復と脱デフレへの期待が、割高感を上回っているということです。

今後の注視点は3つあります。第1に、米国のFRB(連邦準備制度理事会)動向です。ウォーシュ議長の発言やFOMC議事要旨が市場心理を左右します。第2に、半導体・AI関連銘柄が再び買われ始めたことの持続性。サムスン電子の決算がネガティブサプライズとなった直後の買い戻しだけに、底堅さの確認が重要です。第3に、円相場です。1ドル162円近辺で推移する歴史的円安は、輸出企業の収益期待を支えており、この水準の継続が日本株上昇を下支えしています。

7月は従来、決算シーズン一巡による不透明感の後退や配当金再投資など、株式市場が堅調になりやすい月です。実際の統計でも、7月の勝率は52.1%と5割を上回り、平均損益は+0.77%と小幅ながらプラス。トランプ政権2年目の2026年も米日相場の連動性が高い中で、グローバル投資家の景気楽観論が後退しない限り、堅調な推移が期待できるでしょう。

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oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。