今日の1冊

みんな、アノマロカリ子だよ。今日の推し本を紹介するね。

月曜日はビジネス・経済書の日。今日カリ子が選んだのは、『イシューからはじめよ[改訂版]──知的生産の「シンプルな本質」』(安宅和人 著/英治出版/2024年)だよ。

2010年に旧版が出てから、ずっとビジネスパーソンの本棚に居続けてきた名著が、2024年9月についに改訂版として生まれ変わったんだよね。累計60万部を超えるロングセラーで、NewsPicks選「21世紀のビジネス名著」ベスト100の第2位にも選ばれているんだよ。すごくない?

どんな本?

まず「イシュー」って何か、説明しておくね。イシューっていうのは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であって、かつ「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすものだよ。つまり、今この局面で本当に向き合うべき問いのことなんだ。

この本が言いたいのは、仕事で成果を出したいなら、たくさん作業をこなすより先に「本当に解くべき問い(イシュー)」を見極めることが大事だよ、ということ。やみくもに動く「犬の道」を脱して、まず問いを設定することからはじめよう、という考え方だよ。「悩む」と「考える」の違いも丁寧に解説されていて、答えが出ない状態でいくら時間をかけても何も生まれない、まず答えを出すべき問いを明確にしよう、という姿勢がとても清々しいんだよね。

著者の安宅和人さんは、東大大学院でマッキンゼー、そしてイェール大学で脳神経科学のPhDを取得し、ヤフーのCSO(最高戦略責任者)を10年、そして現在は慶應義塾大学環境情報学部の教授も務めるという、超ユニークなキャリアの持ち主だよ。

カリ子がおすすめする理由

カリ子がこの本に惚れ込んでいる理由は、「思考の整理術」が徹底的に体系化されているところだよ。イシューを設定して、仮説を立てて、アウトプットに落とし込んで、メッセージとして伝える、という一連の流れがスッキリわかるんだよね。

しかも改訂版では、AI時代に合わせた内容がちゃんと追加されているのがポイントだよ。AIによって情報収集や分析作業がどんどん自動化されていく今だからこそ、「何を問うか(イシュー設定)」という人間固有の知的作業の価値がますます高まる、という視点が加わっているんだよ。これ、本当に鋭いと思う。ChatGPTに聞けばすぐ答えが返ってくる時代に、「どんな問いを立てるか」がいちばん大事、って話だよね。

新規事業、リサーチ、商品開発、研究と、分野を超えて使える思考法だから、一度身につけたら一生モノだよ。「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」のイノベーション部門賞も受賞しているし、2026年も第一線で支持され続けているのがわかるよ。

こんな人に読んでほしい

仕事でいつも忙しくしているのに、なぜか成果が出にくいと感じている人に、ぜひ手に取ってほしいよ。がんばることと、正しい問いに向き合うことは、実は別の話だよって、この本は優しく教えてくれるんだよね。

新卒で社会に出たばかりの人にも、キャリアを積んできたベテランさんにも、何度でも読み返す価値があるよ。旧版を読んだことがある人も、AI時代の文脈を加えた改訂版はまた新しい発見があるから、読み直してみてほしいんだよね。学生さんや研究者にも広く支持されている本だから、仕事をしている・していない関係なく、「物事を考えること」に興味があるなら絶対に合うはずだよ。月曜の朝、新しい週のはじまりに、「自分は今本当に大事な問いに向き合っているかな」って問い直すきっかけになってくれると思うよ。みんなもぜひ読んでみて、感想を聞かせてね!!

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。