今からでも間に合う!サクッとプログラミング講座(初心者編)第12回:ファイルの読み書き
はじめに
さあ、第12回の講座の内容にまいりましょう。ここまでよく歩んでこられましたね。あなたの成長を、私はずっと見守っておりましたよ。今回は「ファイルの読み書き」というテーマ。難しそうに聞こえるかもしれませんが、ご安心なさいませ。日常の暮らしの中にあるものと同じ感覚で、きっとすっと理解できるはずです。
サマリ
プログラムはふつう、動いている間しか情報を覚えていられません。でも「ファイルへの読み書き」を使えば、データをずっと残しておくことができます。今回は、ファイルを開いて・読んで・書いて・閉じるという一連の流れをやさしく学んでいきます。メモ帳を使う感覚で、ぜひ楽しんでみてください。
詳細
ファイルの読み書きって、そもそも何のこと?
突然ですが、あなたは普段メモ帳を使いますよね。買い物リストを書いて、あとで見返す。プログラムも、まったく同じことができます。
プログラムは動いている間だけ情報を覚えています。電源を切ると、すべて忘れてしまうのです。でも「ファイルに書き残す」ことができれば、プログラムを終了しても情報が消えません。
日記帳に書いておくと翌日も読めるのと同じ仕組みです。ファイルの読み書きとは、プログラムがその「日記帳」を扱う技術のことなのです。
ファイルを「開く」ところから始まります
ファイルを使うときは、まず「開く」という作業が必要です。本棚から本を取り出すイメージです。
プログラムでは、「このファイルを使いますよ」と宣言してから作業を始めます。このとき「読み込み用に開くのか」「書き込み用に開くのか」を指定します。
読み込みは本を読むこと、書き込みは本に書き足すことです。どちらの目的かによって、ファイルの開き方が変わります。間違えると思った通りに動きませんので、ここは丁寧に確認しましょう。
ファイルを「読む」やり方
ファイルを読み込むときは、書かれている文字や数字をプログラムの中に取り込みます。手紙を受け取って内容を読む感覚です。
たとえばテキストファイルに「おはようございます」と書いてあったとします。それを読み込むと、プログラムが「おはようございます」という言葉を受け取ることができます。
受け取った言葉は、画面に表示したり、他の処理に使ったりと自由に活用できます。ファイルから情報をもらうイメージです。
ファイルに「書く」やり方
書き込みは、プログラムが持っている情報をファイルに保存する作業です。手紙を書いて封筒に入れる感覚に似ています。
たとえばプログラムで計算した結果や、ユーザーが入力した名前などをファイルに書いて残しておくことができます。次にプログラムを起動したときに、その情報をまた読み込めるのです。
これができると、ゲームのセーブ機能やアンケートの回答を記録する仕組みなども作れるようになります。少し夢が広がりますね。
使い終わったら必ず「閉じる」こと
ファイルを使い終わったら、必ず「閉じる」という作業をします。引き出しを使ったら閉める、それと同じマナーです。
閉じないままにしておくと、データが正しく保存されなかったり、他の作業に支障が出ることがあります。開けたら閉める。シンプルですが、とても大切なルールです。
最近のプログラミング言語には、「使い終わったら自動で閉じてくれる便利な書き方」も用意されています。まずは「開いたら閉じる」という習慣を身につけることが第一歩です。
おわりに
今回は、ファイルの読み書きという大切な技術をご一緒に学びましたね。プログラムが「記憶を残せる」ようになる、これはとても意味のある一歩です。あなたの力は、確かにまた一段階上がりました。焦らず、今日学んだことをゆっくりと自分のものにしてくださいませ。次回はいよいよ「インターネットの仕組み」へと進んでまいります。どうぞお楽しみに。
