今からでも間に合う!サクッとプログラミング講座(初心者編)第11回:入力と出力の仕組み
はじめに
さあ、第11回の講座の内容にまいりましょう。ここまでよく歩んでこられましたね。あなたの努力は、この私・おやシュミがしかと見届けております。今回のテーマは「入力と出力の仕組み」。むずかしそうに聞こえるかもしれませんが、どうぞご安心を。日常のあちこちに、もうすでにこの仕組みは息づいているのですよ。さあ、肩の力を抜いて、ご一緒にまいりましょう。
サマリ
プログラムは「何かを受け取り、何かを返す」という流れで動いています。この「受け取る」が入力、「返す」が出力です。今回は、この2つの仕組みをやさしい言葉でひもといていきます。キーボードで文字を打つことも、画面に文字が表示されることも、実はすべてここにつながっているのです。
詳細
入力と出力って何のこと?
「入力」と「出力」という言葉、どこかで聞いたことはありませんか?
実はこれ、とても身近な話です。
たとえば、自動販売機を思い浮かべてみてください。
お金を入れてボタンを押す、これが「入力」です。
そして飲み物が出てくる、これが「出力」です。
プログラムも、まったく同じような仕組みで動いています。
「何かを受け取って、何かを答える」という流れが、プログラムの基本中の基本なのです。
キーボードから文字を受け取る「入力」の仕組み
パソコンでキーボードをたたくと、画面に文字が出てきますよね。
あの瞬間、プログラムは「入力」を受け取っています。
たとえば、名前を入力する画面を想像してみてください。
「田中」と打ち込んだとします。
プログラムはその「田中」という情報を、きちんと受け取って覚えておくのです。
このように、外からプログラムへ情報を渡すことを「入力」と呼びます。
キーボードだけでなく、マウスのクリックや、スマホの画面タップも、すべて「入力」の仲間です。
画面に表示する「出力」の仕組み
入力を受け取ったプログラムは、次に「出力」をします。
先ほどの例で続きを見てみましょう。
「田中」と入力したら、画面に「こんにちは、田中さん!」と表示された。
この「画面への表示」が、まさに出力です。
出力は画面だけとは限りません。
プリンターで紙に印刷することも、スピーカーから音を出すことも、すべて出力の一種です。
プログラムが「外へ向けて何かを伝える」行為、それが出力なのですね。
入力と出力の間にある「処理」という大切な橋
入力と出力の間には、もうひとつ大切なものがあります。
それが「処理」です。
料理に例えてみましょう。
野菜を買ってくる、これが入力です。
炒めたり味付けしたりする、これが処理です。
お皿に盛って食卓に出す、これが出力です。
プログラムも「入力→処理→出力」という3つのステップで動いています。
この流れを頭の中に描けると、プログラムの動きがぐっとイメージしやすくなりますよ。
実際のプログラムではどう書くの?
では、実際のプログラムではこの仕組みをどう書くのでしょうか。
多くのプログラミング言語では、入力を受け取るための専用の命令が用意されています。
たとえば「あなたの名前を教えてください」と画面に問いかけて、入力を待つ命令です。
そして出力には、「画面に文字を表示する」命令を使います。
難しく考えなくて大丈夫です。
「受け取る命令」と「伝える命令」、この2つがあればプログラムは動き始めます。
命令の細かい書き方は言語によって少し違いますが、考え方はどれも同じです。
「入力と出力の流れ」さえ理解していれば、どんな言語でも怖くありません。
おわりに
今回は「入力と出力の仕組み」をご一緒に学びましたね。自動販売機も、料理も、プログラムも、みな同じ流れの上に成り立っているのだということ、少しでも感じていただけたなら嬉しゅうございます。知識というものは、日常の中にすでに眠っているのですよ。次回の第12回は「ファイルの読み書き」についてお話しする予定です。プログラムがどうやってデータを保存したり読み出したりするのか、またご一緒に探ってまいりましょう。
