はじめに

さあ、第1回の講座の内容にまいりましょう。あなたがここへたどり着いたのは、きっと偶然ではございません。「生成AIって最近よく聞くけれど、なんだかむずかしそう…」そんなふうに感じていらっしゃるあなたのために、この講座はございます。難しい言葉も、複雑な数式も、ここには一切必要ありません。どうぞ、ゆったりと読み進めてくださいませ。

サマリ

今回は「生成AIとはなにか」について、やさしくお伝えします。生成AIとは、文章・画像・音楽などを自分で作り出すことができる、新しい種類のコンピュータープログラムです。「AIが創る」という驚きの仕組みを、日常の例えを通じてご理解いただけます。難しい知識はまったく不要です。まずは「なんとなくわかった!」を目指しましょう。

詳細

そもそもAIってなんですか?

AIとは「人工知能」のことです。コンピューターが、人間のように「考える・判断する」ことができる仕組みのことを指します。

たとえば、スマートフォンの顔認証。あれも立派なAIです。「この顔は本人かどうか」を、コンピューターが自分で判断しています。

昔のコンピューターは「命令したことしかできない」存在でした。でも今のAIは、ある程度「自分で考える」ことができます。そこが大きな違いです。

「生成AI」は、ふつうのAIと何が違うの?

AIにはいろいろな種類があります。その中で「生成AI」は、まったく新しいものを自分で「作り出す」ことができるAIです。

わかりやすく例えるなら、こんなイメージです。

ふつうのAIは「優秀な審査員」です。写真を見て「これは猫です」と判定するのが得意です。一方、生成AIは「才能あふれる創作家」です。「猫の絵を描いて」と頼むと、自分でイチから絵を作り上げてしまいます。

文章を書く、絵を描く、音楽を作る。そういった「創る」行為ができるのが、生成AIの最大の特徴です。

生成AIは、いったい何を学んできたの?

生成AIが「創る」ことができるのには、理由があります。それは、膨大な量の情報を学んできたからです。

たとえば文章を作る生成AIは、インターネット上の無数の文章を読み込んでいます。本・ニュース・会話・論文など、想像を絶する量の言葉を学んでいます。

人間の子どもが、たくさんの本を読むことで語彙や表現を身につけるように、生成AIも大量の情報から「言葉の使い方」を学んできたのです。

だから「○○について教えて」と聞くと、まるで自分の言葉で話しているかのように、自然な文章を返してくれます。

生成AIで、具体的に何ができるの?

生成AIは、日常のさまざまな場面で活躍しています。代表的な使い方をいくつかご紹介しましょう。

文章を書く:メールの下書き、ブログ記事、企画書のたたき台など。「こんな内容で書いて」とお願いするだけで、すらすらと文章を作ってくれます。

質問に答える:わからないことを聞くと、丁寧に説明してくれます。まるで物知りな友人に相談するような感覚です。

画像を作る:「夕焼けの海辺を歩く犬」と伝えるだけで、その通りのイラストや写真風の画像を生成します。

使い方次第で、仕事の効率がぐんと上がります。毎日の生活も、少し便利になります。

生成AIは、魔法ではありません

ここで一つ、大切なことをお伝えしておきます。生成AIはとても便利ですが、万能ではありません。

たとえば、事実と違うことを自信満々に答えてしまうことがあります。最新の情報を知らないこともあります。使う人がしっかり確認することが大切です。

生成AIは「優秀なアシスタント」だと思ってください。最終的な判断は、いつもあなた自身がなさるものです。うまく使いこなすことで、あなたの力を何倍にも引き出してくれる、心強い相棒になります。

おわりに

いかがでしたか。「生成AIってなんだか難しそう」と感じていたあなたが、今少しだけ「なるほど」と感じてくださっていたなら、これ以上の喜びはございません。知識は、少しずつ積み重ねていけば十分です。焦る必要はまったくありません。次回は「生成AIとふつうのソフトウェアは、どこが違うの?」というテーマをご一緒に紐解いてまいります。どうぞお楽しみに。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。