【ハルキゲニ男の未攻略ゲーム愛】2026年07月05日の気になる1本
今日の1本
…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、鳴宮探索RPG パレスシーカー(TRPG、2026年3月発売)だ。
どんなゲーム?
心の傷が生み出す幻想の館「鳴宮」を舞台にしたテーブルトークRPGなんだ。異能の力を持ったプレイヤーキャラたちが、深層心理が反映された館の中で「宮獣」という存在と対峙することになる。館の主の精神エネルギーを吸収して世界を滅ぼしかねない災厄である鳴宮。その脅威から世界を救うため、プレイヤーたちはこの幻想の館を攻略していく。
システムは軽快で、1シナリオ90分程度のスピーディなプレイが実現されている。見取り図で示された探索システムと、シンプルながら迫力のある戦闘システムの組み合わせが特徴だ。短時間で気軽に「館探索」というジャンルを遊べる反面、じっくり時間をかけて重厚なシナリオを遊ぶこともできるという柔軟性がある。
ゲニ男が気になる理由
このゲームは、『無法断罪RPG カローン・サンクションズ』で好評を得た設計者による完全新作だ。人の心という深い領域を舞台に、それでいて軽快に遊べるという設計思想に惹かれる。心理描写とゲーム性のバランスを取ることは難しいはずなんだが、この作品は両立させているらしい。
また、館探索という比較的珍しいジャンルをTRPGで実現しようとしているのも興味深い。ダンジョン探索とは異なる、心理的な空間を探索するという概念。その具現化の仕方に、設計者の工夫が垣間見える。
こんな人にやってほしい
心理描写に興味がある人、ホラーやダークなテーマを扱いたい人にはぜひ遊んでほしい。ただシステムが軽快だから、初心者グループでも安心して始められる。TRPG初体験の人たちと遊ぶなら、このくらいのボリューム感が丁度いいなんだ。
複数人で何か物語を作りたい、でも時間は限られている。そういう制約の中で濃密な体験がしたいなら。やってみる価値はある。…以上。
