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2026年06月28日の為替・FX動向まとめ

サマリ

6月26日時点でドル円は161円台後半で推移しており、政府・日銀による為替介入警戒が上値を抑えています。米GDPが堅調で米ドルが支えられる一方、構造的な円安圧力は継続。年後半にかけて緩やかな円高局面が見通されています。

詳細

ドル円のポジション

ドル円は161円台後半で小動きが続いています。26日の東京外為市場では161.72円から161.84円のレンジで推移しており、162円突破に向けた買い圧力はありながらも、政府・日銀による為替介入への警戒が値上がりを制限している状況です。

この水準は1986年以来の円安となっており、市場では「162円台での介入」が実施される懸念から神経質な値動きが続いています。

米国経済と金融政策

米国経済は底堅さを維持しています。米GDP統計が市場予想を上回る結果となり、ドル買いの買い地合いを支えています。FRB(米連邦準備制度理事会)は2026年を通じて政策金利を現行水準に据え置く見通しが優勢で、大幅な利下げを急ぐ必要がない状況が続いています。

6月16~17日に開催されたFOMCでは、FRB議長がウォーシュ氏に交代しており、新体制での金融政策スタンスが市場の注目を集めています。

日銀の利上げと日米金利差

日銀は段階的な利上げを進めていますが、ペースは緩やかです。日本では急激な利上げが経済へのマイナス影響をもたらすリスクがあるため、日米の金利差が大きく縮まるシナリオは描きにくい状況が続いています。

この日米金利差の拡大が、構造的な円売り圧力の主要因となっており、単純な日銀の利上げだけでは円高が素直に進みにくい環境になっています。

その他の通貨ペア

ユーロ円は183円台後半で上下に振れながらも円安が優勢です。豪ドル円は111円台後半で推移しており、全体的に円安地合いが続いています。イラン情勢の緊迫化に伴う原油高も、安全資産としてのドル需要を支えています。

今後の展望

専門家の見方によれば、2026年末のドル円相場は150円~152円台が有力です。足元の161円台から緩やかな円高へ向かう展開が想定されていますが、日米金利差の残存や日本からの資本流出が続く限り、大幅な円高は難しいとの見方が大勢を占めています。

年後半にかけては、政府・日銀による為替介入が160~162円付近で警戒されます。介入により一時的に円高に戻す局面があったとしても、構造的な円安圧力が上回る公算が高いです。

重要な注視点としては、FRB新議長の政策スタンス、日銀の利上げペース、そして米国のインフレ動向が挙げられます。特にトランプ政権の関税政策がもたらす経済への影響と、中東情勢に伴う原油価格の変動が為替相場に大きく影響する可能性があります。

6月末から7月にかけて日銀が利上げを検討する時期とも言われており、市場はこうした金融政策の動きを注視しながら相場が形成される見通しです。

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