2026年10月01日の株式市場動向まとめ
サマリ
日本株は9月30日、半導体株の買いに支えられて3営業日ぶりに大幅反発しました。日経平均株価は前日比1272円高の66753円72銭で終了。米国株は長期金利の上昇とインフレ懸念から軟調に推移し、S&P500は小幅下落で9月を終えました。10月は FRBの金融政策決定と日銀の方針が最大の注目材料です。
詳細
日本株の現状
30日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比1272円45銭(1.94%)高の6万6753円72銭だったイラン情勢を受けたインフレ懸念や財政赤字への不安から、米国債の売りが続きました。長期金利の上昇で株式の割高感が意識され、全体として軟調な推移となりました上昇したセクターの上位は、公益事業が+1.14%、コミュニケーション・サービスが+0.40%、資本財・サービスが+0.19%ですと限定的でした。
今後の展望
10月以降の市場は、複数の重要イベントで大きく左右されそうです。
FRBは9月の会合でインフレ懸念などを背景に約3年2カ月ぶりに利上げを再開しました。市場が織り込む10月の追加利上げ確率は9月25日時点で約65%まで上昇しています。この金融政策の判断が米国株に大きな影響を与えるでしょう。
日本株については、引き続きポジティブな見方が優勢です。日本株も20%以上上昇し、AI・テクノロジー分野への強い投資意欲やコーポレートガバナンス改革が国内外の投資家をひきつけましたリスク要因としては、①米国におけるインフレ加速と毎会合での利上げ実施、②AIなどのハイテク分野における過剰投資懸念の高まり、③中東情勢などの地政学的リスクの高まりとエネルギー価格高騰の長期化などが挙げられます。
10月は金融政策や企業決算発表が相次ぎます。市場参加者は金利動向とインフレ懸念、そしてAI関連銘柄の実績に注視しながら、ポートフォリオの調整を余儀なくされるでしょう。
