サマリ

ビットコインが約7.9万ドル台を維持しながら回復基調を強め、イーサリアムも約2,500ドル近辺で強気の動きを見せています。リップル(XRP)は8月だけで約37%急騰と、今月最大のパフォーマーに躍り出ました。3通貨ともに上昇モメンタムが続くなか、それぞれ押さえておきたいポイントがあります。

詳細

Bitcoin(ビットコイン)

ビットコインは今週に入り力強い回復を見せています。
8月28日時点では、1BTC=約79,132ドル(約1,190万円)で推移しています。
8月20日時点では約71,970ドルだったことを考えると、わずか1週間ほどで1万ドル近く値上がりしたことになります。
さらに8月25日には一時81,023ドルの高値をつける場面もありました。これは3か月以上ぶりの高値圏です。
市場時価総額は約1.33兆ドルと圧倒的な規模を維持しており、依然として仮想通貨市場全体をリードする存在です。
上昇の背景には、米国トランプ政権下での暗号資産関連法整備への期待感や、米財務省による長期債買い戻しプログラム拡大といったマクロ経済の動きが挙げられています。

Ethereum(イーサリアム)

イーサリアムも着実に水準を切り上げています。
8月28日時点では1ETH=約2,485〜2,496ドルで取引されており、8月20日の約2,286ドルから約9%上昇しました。
テクニカル面では、EMA20・EMA50・EMA200という3つの主要移動平均線をすべて上回っており、日足では強気トレンド継続が確認されています。
一方でRSI(相対力指数)は75〜79という水準にあり、「買われすぎ」の状態に入りつつある点には注意が必要です。
2026年初頭には景気後退懸念や共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏による大量売却が重しとなりましたが、そこから着実に値を回復してきました。
長期的には、スタンダードチャータード銀行が「次の10年で4万ドルへ到達し、ビットコインを超える可能性がある」と強気な見通しを示しています。

Ripple(XRP)

XRPは今月最大の話題通貨です。
8月28日時点で1XRP=約1.39〜1.45ドル前後で推移。
なんと8月だけで約37%の急騰を記録しており、今年最高の月間パフォーマンスとなっています。
夏の大半を0.90〜1.10ドルのレンジで過ごしていたXRPが、ある一週間で50%以上急騰したのです。
背景には、XRPスポットETFへの大規模な資金流入があります。8月26日だけで2,814万ドルの純流入を記録し、これは7か月以上ぶりの最高水準でした。
さらにNasdaq上場を目指すXRPトレジャリー企業「Evernorth」のSEC登録が有効となるなど、規制面でのポジティブなニュースも相次いでいます。
52週レンジは0.99〜3.18ドルと値動きの幅が大きく、ハイリスク・ハイリターンな銘柄であることは変わりません。

今後の展望

3通貨に共通するのは、「制度的な資金流入」と「規制整備への期待」が上昇を後押ししているという点です。
ビットコインは8万ドルの節目を固められるかどうかが最大のポイントです。2025年10月につけた史上最高値128,198ドルへの再挑戦には、まだ道のりがあります。
イーサリアムはRSIが過熱感を示しているため、短期的には2,356ドル付近のサポートラインを維持できるかが焦点です。月足で2,500ドルを超えて終わることができれば、次の上昇ステージへ向けた強いシグナルになります。
XRPは法整備の進捗が最大の材料です。暗号資産規制の明確化法案(CLARITY法案)が成立すれば、スタンダードチャータード銀行は80億ドル超のETF流入が起きると試算しています。2030年には28ドルを目指すという強気予測もある一方、規制の遅れが下落リスクになる可能性も十分あります。
いずれの通貨も極めて価格変動が大きい資産です。投資は余裕資金の範囲内で、分散投資を心がけることが大切です。最新情報を常にチェックしながら、冷静な判断を続けましょう。

【PR】全銘柄の取引手数料が0円の【DMM CFD】


Bitcoin イーサリアム リップル 仮想通貨 暗号通貨