2026年08月03日の株式市場動向まとめ
サマリ
日本株は7月末の大幅反発後、調整局面に入りました。7月31日に日経平均が4.03%上昇し64,362円となりましたが、その後の米国市場では原油価格上昇が重荷となっています。米国株も足元では調整圧力を受けており、8月は両市場ともボラティリティの高い展開が予想されます。
詳細
日本株の現況
日本株は7月31日に力強い反発を見せました。同じ日に日本銀行は金融政策決定会合で政策金利を1.0%に据え置き、ドル円は159円53銭から157円39銭へと2円以上の円高が進みました。通常、円高は輸出企業にとって逆風となりますが、両者が同時に起きるという市場のねじれが生じています。
2026年の日本株展望については、各証券会社が強気です。野村證券はメインシナリオで日経平均株価が2026年末に60,000円を見込み、2027年末に63,000円、2028年末に66,000円と見通していますバンク・オブ・アメリカのストラテジストによると、日本株式市場は8月に3つの主要な障壁に直面している。原油価格の上昇、米連邦準備制度理事会(FRB)のよりタカ派的な姿勢、そして株式・外国為替ポジションの巻き戻しの可能性です8月3日~7日には、ISM景況指数、JOLTS求人件数、そして7月の米雇用統計が入り、高金利を維持したまま米国の労働市場と景気が持ちこたえられるかが試される週になります大規模な設備投資により大手ハイテク企業のフリーキャッシュフローは縮小しており、AIを巡る過剰投資への懸念や投資資金の回収を巡る不透明感も根強く残っています日本株は26年後半も上昇するが、そのスピードはかなり落ちるとの見方があり、特に4~6月期決算の数字が判明する8月中旬まで、かなり厳しいモミ合いが続くことが予想されています現状の市場予想では、米政策金利は2026年末には3.00~3.25%程度まで引き下げられるとの見方が大勢となっています。利下げ観測は米国株にとって支援材料となりますが、その道筋は不確実です。
両市場ともに、企業業績と金融政策の透明性が重要になります。特に8月中旬の決算シーズンと、それに基づく市場予想の修正が、相場方向を左右する大きなポイントとなるでしょう。調整局面が続く可能性が高く、投資家はリスク管理を重視した対応が求められる局面です。
