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2026年06月18日の為替・FX動向まとめ

サマリ

ドル円は160円台前半で神経質な展開が続いています。日銀が6月に25ベーシスポイント(0.25%)利上げを実施し、米FRBも金融政策決定を控える中、市場は二つの中央銀行の動向を注視しています。中東情勢の不透明性や米国の経済堅調さが、ドル買いを支えている状況です。

詳細

ドル円

ドル円は現在160円30銭付近での推移となっており、160円の大台を意識した取引が続いています。足元では日銀が25ベーシスポイントの利上げを決定し、市場では予想通りの展開となりました。しかし、出尽くし感が広がっており、円買い効果は限定的となっています。

一方で米国側では、米FRB(連邦準備制度理事会)の新議長ウォーシュ氏による初めての金融政策決定が注目を集めています。タカ派(利上げ重視)の姿勢が市場で織り込まれており、米国の金利が高止まりすることへの期待から、ドルの下値は堅いと見られています。

中東地域の米国とイラン間の紛争リスクも相場を支配しており、安全資産としてのドル需要が強まっています。政府・日銀による為替介入の思惑も市場の背景にあり、160円を上回る展開では注意が必要です。

ユーロドル

ユーロドルは1.161ドル付近での推移となっています。欧州中央銀行(ECB)がタカ派的な姿勢を示しており、6月と年末までの追加利上げ観測が市場に織り込まれています。これにより米欧の金利差が縮小する見通しから、ユーロは底堅さを保っている状況です。

ただし、世界的なドル高の流れの中では、ユーロドルの上値は重くなりやすく、1.17ドルを大きく超える展開は難しいと考えられます。

ポンドドル

ポンドドルは1.343ドル付近での推移です。英国への構造的な海外資金流入(AI・バイオテック関連)がポンド買いの下支えになっています。しかし、中東情勢の悪化によるドル買い圧力の前には、ポンドの上値も抑えられている状況です。

今後の展望

向こう数か月の為替市場は、日米の金融政策差が最大のポイントになります。市場では日銀が7月に次回利上げを実施すると予想されており、2027年7月までに段階的な利上げが進むシナリオが描かれています。対する米国はFRB議長のタカ派姿勢から、年内の大幅な利下げは難しいとの見方が主流です。

中東情勢が一時的に緊張を高めていますが、これが収束すれば「米ドル離れ」が進む可能性があります。野村證券の見通しによれば、2026年末のドル円は150~155円レンジへ緩やかに調整するシナリオが有力です。ただし、調整ペースは緩やかであり、160円水準での政府・日銀による為替介入警戒感は根強く残ります。

短期的には為替市場は神経質な展開が続くと予想されますが、中長期では日米の金利差縮小に沿う円高基調が進みやすいでしょう。各経済指標やFRB・日銀の発言に注視が必要です。

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