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2026年06月14日の為替・FX動向まとめ

サマリ

6月12日のニューヨーク市場でドル円は160円16銭で取引を終えました。中東情勢とイラン・米国の和平交渉が相場の大きな焦点となっており、市場は様子見ムードが強まっています。来週の日米金融政策イベントの行方が注視されています。

詳細

ドル円の現状

6月12日のニューヨーク外為市場でドル円は160円33銭まで上昇した後、160円16銭まで反落して取引を終えました。6月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回ったほか、イラン側の和平交渉に向けた発言が出されています。市場全体では米・イラン和平交渉や来週の日米金融政策イベントの行方をにらんだ様子見状態が続いており、ドル円は小動きが継続しています。

中東情勢がドル相場を主導

2月末の米国とイスラエルによるイラン攻撃以来、為替市場は中東情勢次第の展開が続いています。安全資産としての米ドル需要に加え、米ドル売りポジションの巻き戻しや、産油国としての米国の優位性を背景に、米ドル全面高が進行しました。156円前後から一時160円台まで上昇したドル円も、市場心理の変化を敏感に反映しています。

ユーロ円とポンド円の動き

6月8日時点でユーロドルは1.1512~1.169水準、ユーロ円は184.414~648水準で推移しています。ポンドドルは1.3325~411水準、ポンド円は213.481~919水準となっており、クロス円全体で円安トレンドが継続しています。豪ドル円も112.527~802水準で推移し、クロス円の強さが目立っています。

今後の展望

年後半は円高基調への転換期待

日本総研の見通しによると、年後半以降は緩やかな円高へ向かうと予想されています。野村證券も2026年末のドル円見通しを152.5円に引き上げており、中東情勢が収束し原油価格が落ち着けば、FRBの利下げ再開や日本銀行の利上げなどを背景に、ドル円は150~155円レンジへ緩やかに調整する可能性が高いとしています。

注目する金融政策イベント

来週の日米金融政策イベントが重要な転機となる可能性があります。日銀は6月会合で利上げを検討する可能性が高いとされており、米FRBはケビン・ウォーシュ新議長の下で6月に利下げ再開が予想されています。これらの金融政策の方向性が、為替相場に大きな影響を与える見通しです。

長期的なドル安シナリオ

米国の政治的要因やFRBの独立性への懸念から、海外投資家による米ドル需要が低下する可能性も指摘されています。金利差が示す以上に米ドル安が進む局面も考えられ、緩やかな「米ドル離れ」が相まって、当面は米ドル安基調が続くと予想されます。トレーダーは中東情勢とともに、日米金融政策の動向を注視する必要があります。

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