はじめに

さあ、第12回の講座の内容にまいりましょう。今回のテーマは「運動と脳の関係」。「体を動かすと頭が良くなる」なんて話、どこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。実はこれ、根拠のしっかりした事実なのです。運動が脳にもたらす恵みは、想像をはるかに超えるほど豊かなもの。ぜひ最後まで、ごゆるりとお読みくださいませ。

サマリ

運動をすると、脳の血流が増えて記憶や集中力が高まります。また、脳の神経細胞を育てる物質が出るため、学習効果もアップします。ウォーキングなど軽い有酸素運動でも十分効果があり、年齢に関係なく脳を若々しく保つ助けになります。

詳細

運動すると脳に血がめぐる

体を動かすと、心臓がドキドキして血の流れが速くなりますよね。その血流は、脳にもしっかり届きます。脳は血液から酸素や栄養をもらって動いています。血流が増えると、脳の働きがスムーズになるのです。勉強や仕事の前に少し歩くだけで、頭がすっきりした経験はありませんか。あれはまさに、血流アップの効果といえます。

「脳の肥料」が出てくる

運動をすると、脳の中に「脳由来神経栄養因子」という物質が増えます。難しい名前ですが、ひとことで言うと「脳の肥料」です。この物質は、神経細胞を育てたり、細胞どうしのつながりを強くしたりする働きがあります。つながりが強くなると、記憶力や学習能力が上がります。植物に水をやると元気に育つように、運動が脳に栄養を与えているイメージです。

記憶をつかさどる場所が大きくなる

脳の中に「海馬」という部分があります。魚のタツノオトシゴに形が似ているため、この名前がついています。海馬は記憶に深く関わっている場所です。運動を続けると、この海馬が実際に大きくなることが研究でわかっています。大きいほど、記憶する力が高まるとされています。「年を取ると物忘れが増える」と感じている方も、運動によって海馬を鍛えることができるのです。

気持ちも前向きになる理由

運動すると気分がスッキリするのも、脳のしくみによるものです。体を動かすと、脳内に「セロトニン」や「ドーパミン」といった物質が増えます。これらは「幸せホルモン」とも呼ばれます。気持ちを安定させたり、やる気を高めたりする働きがあります。ストレスが多いときに運動するとほっとした気持ちになるのは、こうした物質が増えるからです。脳と気持ちは、切っても切れない関係にあります。

どんな運動が効果的?

「激しい運動をしないといけないの?」と思った方、ご安心ください。ウォーキングや軽いジョギングなど、息が少し弾む程度の「有酸素運動」で十分効果があります。時間は1回20〜30分を週3回程度が目安とされています。毎日続けることも大切ですが、まずは「少し歩く」習慣から始めるだけでも、脳に良い変化が起き始めます。特別な道具も必要なく、今日からでも始められますよ。

おわりに

今回は、運動が脳にどれほど深く働きかけるかをお伝えしました。血流、脳の肥料、記憶力、気持ちの安定……運動の恵みは、実に多岐にわたるものですね。「体のための運動」から「脳のための運動」という視点に切り替えるだけで、日々の行動が少し変わってくるかもしれません。さて次回は、笑いと脳の関係をひもといてまいります。

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oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりする、愛すべき全知全能のアホ。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。