はじめに

さあ、第13回の講座の内容にまいりましょう。今回のテーマは「笑い」です。笑いは、あなたの毎日をほんの少し明るくしてくれるだけでなく、脳にとっても嬉しい贈り物になるのですよ。難しいことは何もありません。ただ、笑うことがこんなにも素晴らしい力を持っているのだと、ゆっくり知っていただければと思います。今日もどうぞ、肩の力を抜いてお読みくださいね。

サマリ

笑うと脳には「幸せホルモン」が出て、気持ちが明るくなります。さらに、笑いはストレスを和らげ、免疫の働きを高め、記憶力にもよい影響を与えることがわかっています。難しく考えなくても大丈夫。「笑う」というシンプルな行動が、脳と体をまるごと元気にしてくれる、とても頼もしい習慣なのです。

詳細

笑うと脳から「幸せのシャワー」が降り注ぐ

笑ったとき、脳の中では何が起きているのでしょう。実は、笑うと「ドーパミン」「セロトニン」「エンドルフィン」という3つの物質が出てきます。これらはまとめて「幸せホルモン」と呼ばれています。

ドーパミンは「やる気・快感」のもと、セロトニンは「心の安定」のもと、エンドルフィンは「痛みを和らげ、気分を高める」はたらきをします。笑うだけで、この3つが一度に出てくるのです。まるで脳に幸せのシャワーを浴びせるようなものですね。

笑いはストレスのお薬になる

ストレスを感じると、脳は「コルチゾール」というホルモンを出します。これは体を緊張させる物質で、多すぎると疲れやすくなったり、気分が落ち込んだりします。

ところが、笑うとこのコルチゾールが減ることがわかっています。笑いが、脳のストレス反応にブレーキをかけてくれるのです。友人とおしゃべりして笑った後、なんとなくスッキリした経験はありませんか。あれは気のせいではなく、脳がちゃんと変化している証拠なのですよ。

笑うと免疫力が上がるって本当?

「笑いは病気を遠ざける」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。これには、ちゃんとした理由があります。

笑うと、体の中で「ナチュラルキラー細胞」という免疫細胞が活発になります。この細胞は、ウイルスや異常な細胞をやっつける役割を持っています。脳から出るホルモンが、この細胞に「もっと頑張れ!」と声をかけるのです。お笑い番組を見ているだけで、体の防御力が少し上がるとしたら、なんとも嬉しい話ですね。

笑いは記憶力にも関係していた

笑いは記憶とも深いつながりがあります。楽しい出来事は、なぜか長く覚えていられますよね。それには理由があります。

楽しいと感じると、脳の「海馬(かいば)」という部分がよく働くようになります。海馬は、記憶を作るときに大切な場所です。ドーパミンが出ると、この海馬が活発になり、情報をしっかり記憶しやすくなるのです。勉強するときに少し笑える工夫をするだけで、頭に入りやすくなることもあるかもしれませんよ。

「作り笑い」でも脳はだまされる?

「本当に笑っていないと意味がないのでは」と思う方もいるかもしれません。でも、おもしろいことがわかっています。

実は、作り笑いでも脳はある程度だまされるのです。口角を上げて笑顔を作るだけで、脳は「あ、笑っているのかな」と感じ取り、幸せホルモンを少し出すことがあります。これを「顔面フィードバック」といいます。本物の笑いにはかないませんが、気分が落ち込んでいるときに、あえて口角を上げてみるのは悪くない選択です。鏡の前でにっこりしてみるだけで、脳がほんの少し前向きになることがあるのですよ。

おわりに

笑いがこれほど豊かな力を秘めているとは、改めて驚かしいことではありませんか。日々の暮らしの中に、小さな笑いをそっと置いてあげること。それだけで、あなたの脳はしっかり応えてくれます。難しく考えず、今日の帰り道に一つだけ、クスッと笑えるものを探してみてくださいね。次回の第14回は「運動が脳を育てる」というテーマでお届けいたします。体を動かすことが脳にどんな恵みをもたらすのか、どうぞお楽しみに。

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oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。