【ハルキゲニ男の未攻略ゲーム愛】2026年08月24日の気になる1本
今日の1本
…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『オクトパストラベラー0』だ。ジャンルはRPG。開発・パブリッシャーはスクウェア・エニックスで、2025年12月4日にリリースされたHD-2DファンタジーJRPGだ。Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Windows、Steamと幅広い。スクウェア・エニックスとDOKIDOKI GROOVE WORKSが手がけるHD-2Dの新作RPGで、シリーズ第1作『オクトパストラベラー』の前日譚にあたる作品だ。スマホ向け『大陸の覇者』を土台にしつつも、据え置き・PC向けにシステムやシナリオを大幅に作り直した”コンソール版リビルド”だ。初代オクトパストラベラーの舞台オルステラ大陸で、神の指輪を巡る復讐と復興の物語が描かれる。本作では、あなた自身が主人公となる「キャラクターメイク」や、故郷を復興する「タウンビルド」、アビリティを装備のように付け替えられる「セレクトアビリティ」といった新要素が登場する。バトルシステムはシリーズお馴染みの「ブレイク&ブースト」システムを採用したターン制バトルで、敵には複数の隠された弱点属性が設定されており、弱点を突くことで相手のシールドポイントを削ることができる。本作のバトルは8人パーティ制だ。4人バトルと比べて使えるアビリティの数が増えるので、バトルの戦略に幅が出る。HD-2Dの仕上がりはかなり高水準で、ライティングやエフェクトがリッチ、炎や雨、光の差し込み方などの演出も細かく、各レビューでもほぼ共通して「今までで一番きれい」と言われている。
ゲニ男が気になる理由
オクトパストラベラーシリーズには、ずっと注目していた。初代の群像劇構造と、HD-2Dというビジュアルアプローチ。あれは本当に独自の境地だったと思う。
この『0』が面白いのは、スマホゲームが母体でありながら、コンソール向けにほぼ作り直した点だ。初代『オクトパストラベラー』は2018年7月にリリースされ、8人の主人公それぞれが織り成す「群像劇」、メリハリのある戦闘の「ブレイクシステム」、そして「HD-2D」によるグラフィックが特徴の作品だったが、本作はその前日譚の物語をコンソール向けに再構築したものだ。スマホゲームをただ移植するのではなく、再構築する。その姿勢は素直に評価したい。
特に気になるのが「セレクトアビリティ」だ。仲間キャラに自由にアビリティをセレクトしてセットできるこのシステムは、キャラの長所を伸ばすことも弱点を補うことも可能で、戦略は無限に広がる。こういうビルドの自由度が高いシステムは、プレイヤーの個性が出る。何時間でも試行錯誤できるんだ。
そして「タウンビルド」。最大の醍醐味はHD-2Dの街並みを自分で作成していくことができるタウンビルドで、家はもちろん小物を配置していくことができる。配置可能オブジェクトの種類も豊富なため、満足感の高い街並みが作れる。RPGのメイン軸に街づくりが組み込まれている。その融合に興味がある。
こんな人にやってほしい
まず、王道のターン制JRPGが好きな人にはよく合うと思う。ブレイク&ブーストの読み合いは、戦略性を求める人にとって手応えになるはずだ。
それから、シリーズ初体験の人にも入りやすい作品だと思う。本作の主人公はプレイヤーが名前や外見、ボイスなどをカスタマイズできるため、従来の群像劇とは異なり「プレイヤー自身が主人公である」という没入感が得られる。それは、シリーズを知らない人にとってもとっつきやすい入口になるんだ。
やり込みが好きな人にも。キャラメイク、パーティ編成、タウンビルド…いくらでも時間を溶かせる作りになっているんだ。物語に浸りたい人にも、システムを突き詰めたい人にも、それぞれ刺さる場所がある。やってみる価値はある。…以上。
