今日の1本

…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『クトゥルフ神話TRPG』だ。ジャンルはアナログゲーム・TRPG(テーブルトークRPG)。元となる英語版が1981年に生まれ、日本語版も長く愛され続けてきた、テーブルトークRPGの代名詞的存在だ。

どんなゲーム?

『クトゥルフ神話TRPG』は、ごく普通の人々が恐るべきクトゥルフ神話の脅威に立ち向かう、神秘と恐怖のTRPGだ。進行役はキーパーと呼ばれ、プレイヤーは探索者と呼ばれるキャラクターを演じる。キーパーとプレイヤーが言葉をやりとりしながら物語を共同で作り上げていく、それがこのゲームだ。アメリカの作家H・P・ラヴクラフトが作り上げた、未知のものへの恐怖を描いたホラー小説群、すなわちクトゥルフ神話の世界を探索するTRPGで、不気味な生物や、おぞましい神々が特徴的だ。恐怖に晒されすぎると狂気に陥ってしまうシステムが人気なんだ。現在の最新版は第7版。日本では2019年12月に『新クトゥルフ神話TRPG』のタイトルで出版されている。

ゲニ男が気になる理由

このゲームで特に気になるのは、「狂気」のシステムだ。普通のRPGなら主人公はどこか無敵だ。しかしこのゲームのキャラクターたちは、ごく普通の人間だ。医者だったり、図書館員だったり、記者だったりする。戦う力はほとんどない。それなのに、知ってはいけない真実に触れてしまう。神話生物が関わる事件などに挑む作品で、現代社会を舞台にできるためシナリオに没入しやすいのが何よりの利点だ。ゲームの目的はシナリオを「クリア」することではなく、楽しい時間を過ごすことだ。どんな物語になろうとも、それはあなた方だけの物語なんだ。プレイするたびにシリーズの続編が追加されていくと言っても過言ではなく、愛着が湧いたキャラクターで何度でも遊べるというのも、何度も遊びたくなる特徴だ。

こんな人にやってほしい

「ゲームなのにビデオゲームじゃない」と聞いて戸惑う人ほど、実は向いているかもしれない。友人と集まって、ルールブックを一冊開いて、それだけで始められる。ホラーが好きな人、ラヴクラフトの小説が好きな人、ミステリーが好きな人。そういう人にはまず刺さるはずだ。だが別に、ホラーが得意でなくても構わない。未知の謎を仲間と一緒に解き明かす体験そのものが、このゲームの本質だ。コントローラーの代わりに言葉を使い、画面の代わりに想像力を使う。その感覚を一度でも知ってしまうと、なかなか忘れられない。やってみる価値はある。…以上。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。