今日の1本

…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『テラフォーミング・マーズ』だ。ジャンルは拡大再生産・タイル配置・カードドリブンのボードゲーム。。デザイナーはJacob Fryxelius。スウェーデン発の作品だ。

どんなゲーム?

近未来、人口増加への対策として火星移住計画が持ち上がる。プレイヤーはその計画に参加する企業の経営者として様々なプロジェクトをおこない、火星の地球化に貢献することを目指すプレイヤーがいずれかのパラメータを上昇させると地球化指数(TR)が上がり、TRはゲーム中の収入になる他、最終的な勝利点にもなる。グローバル・パラメータにはそれぞれ上限があり、すべてが上がり切ったらそのラウンドでゲーム終了だ毎ラウンドの研究開発フェイズで配られ、欲しいカードを1枚3MCで購入し、アクションフェイズにコストを支払って使う拡大再生産、タイル配置、カードコンボなどボードゲームの面白い要素が満載で、さまざまな戦略を取ることができ、リプレイ性が非常に高いんだ。

ゲニ男が気になる理由

このゲームで特に唸らされるのは、バランス設計の精度だ。拡大再生産ゲームだと、ある程度加速した後半にはパワーアップし過ぎて単調になり「もういいや」と飽きが来ることがあるが、このゲームにはそれがない。カードコストなど各所のバランスが異常なまでに整っていると感じる。これはただの誉め言葉じゃない。設計者の執念の痕跡だ。

そして拡張の多さも見逃せない。拡張セット第1弾「ヘラス&エリシウム」をはじめ、金星を舞台にした「ヴィーナス・ネクスト」、さらには2024年10月発売の「ユートピア&キンメリア」まで、長年にわたってコンテンツが積み重ねられてきた1人プレイ時の対戦相手となる仮想プレイヤー「オートマ」を導入するセットも存在し、AIにより能動的に行動し、ゲーム状況によってはプレイヤーの障害となり得るだというのも、伊達じゃない。10年近く第一線に居続けるタイトルには、それだけの理由があるんだ。

こんな人にやってほしい

戦略を練るのが好きな人、SF設定が好きな人、長時間じっくり考えたい人には特に刺さると思う。カードのコンボを発見する瞬間の快感は、一度味わったら忘れられないはずだ。

「ボードゲームって運ゲーでしょ」と思っている人にこそ、触れてみてほしい。このゲームには、しっかりとした思考が報われる構造がある。火星の地球化を、自分の手で積み上げていく感覚は、なかなか他では得られないんだ。

やってみる価値はある。…以上。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。