【ハルキゲニ男の未攻略ゲーム愛】2026年08月01日の気になる1本
今日の1本
…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『Clair Obscur: Expedition 33(クレールオブスキュール:エクスペディション33)』だ。フランスのインディースタジオ、Sandfall Interactiveが開発したターンベースRPGで、2025年4月24日に発売された。対応プラットフォームはPC(Steam)、PlayStation 5、Xbox Series X|Sだ。
どんなゲーム?
「ペイントレス」と呼ばれる存在が年に一度目を覚まし、モノリスに数字を描き出す。その年齢を超えた人間は煙となって消え去る。そういう世界の話だ。主人公ギュスターヴたちは、モノリスを操る魔女ペイントレスを倒すべく旅立つ。これが第33遠征隊、Expedition 33だ。ドラゴンクエストや昔のファイナルファンタジーのようなコマンド選択式を基盤にしながら、QTEやソウルライクのアクション要素を取り込んだ独自のシステムになっている。開発チームは30名弱と比較的小規模だが、Unreal Engine 5を使用し、アート・音楽・演出に強いこだわりを持っている。「Clair Obscur(クレールオブスキュール)」とは絵画における明暗技法のことで、本作の表と裏という二面性を表している。メタスコアで92点を獲得、PC版のユーザースコアは9.8。売り上げは発売3日で100万本、2週間で200万本を突破している。BGMは、ジャズ的なものから電子音楽まで多様なジャンルが、RPGの戦闘BGMとして違和感なく取り込まれている。音楽のセンスが本物のゲームは、プレイ体験の密度が違う。これは経験から言えることだ。
JRPGの文法を外から解釈したフランス産のRPGという点も、ガチオタクとしては無視できない。外側からの視点で作られたJRPGには、内側からは気づかない発見がある。そういうものが好きだ。
こんな人にやってほしい
ターン制RPGが好きだけど、最近のものに物足りなさを感じている人。フランス映画のような、独特の空気感が好きな人。ストーリーで情緒をぐちゃぐちゃにされた経験があって、またそれを求めている人。そういう人に特に向いている気がする。
アクション苦手でも、ターン制の土台がしっかりしているから入りやすいはずだ。インディーゲームだからと侮るのは、この作品に限っては間違いだ。
やってみる価値はある。…以上。
