今日の1本

…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『Netrunner(ネットランナー)』だ。1996年にウィザーズ・オブ・ザ・コースト社がリリースした、トレーディングカードゲームだ。後に『Android: Netrunner』としてリビングカードゲーム(LCG)形式でリメイクされている。デザイナーはあのリチャード・ガーフィールド。そう、『マジック:ザ・ギャザリング』を生み出した人物だ。

どんなゲーム?

1996年にウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が発表したこのゲームは、テーブルトークRPG「サイバーパンク2020」の世界観をベースにしたサイバーパンクの世界が舞台だ。サイバースペースが全世界を覆い、サイバネティクス技術が発達した近未来を背景に持つ。プレイヤーはそれぞれ「Corp(コーポ)」と「Runner(ランナー)」という二つの役割に分かれてゲームを行う。ルール・使用できるカードセット・勝利条件に至るまで、CorpとRunnerは全く異なる立場でゲームを進めていくんだ。ゲームの中心にあるのはCorpが持つ「Agenda(アジェンダ)」カードだ。Corp側はAgendaを7点分確保すること、Runner側はCorpのサーバーに侵入してAgendaを7点分奪い取ることが主要な目標になる。このゲームはカードをうまく使う戦術的な面もあるが、それ以上に「いかに相手の思惑を読み取るか」「相手の裏をかくか」という心理的な駆け引きの要素が強く、他のTCGとは趣きが違うものになっている。これがLCGという形式の本質で、課金ガチャとは無縁の設計だ。公平に戦える。

ゲニ男が気になる理由

Corp側は最初にカードを場に伏せたまま出し、必要に応じてコストを支払って起動する。Agendaの所在や、伏せられた攻撃・防御オプションの探り合いと駆け引きがこのゲームの重要な要素だ。これが、ほかのカードゲームにはない独特の緊張感を生んでいる。

相手の伏せたカードがトラップなのか、それともAgendaなのか。罠を張り待ち受けるコーポ、プログラムをインストールして挑むランナー。ブラフを交えた熱い心理戦による攻防と、サイバーパンクのダークな世界観が融合しているんだ。世界観はサイバーパンク的で、社会の大部分を支配する企業とそれに属さないアウトローであるランナーによる戦いがモチーフになっている。攻殻機動隊やニューロマンサーを好む人間なら、カードを眺めるだけでも楽しめる。

そしてオンライン環境についても言及しておきたい。jinteki.netというブラウザ上でデッキ構築から対戦までをこなせるプラットフォームが現在も機能しており、観戦機能すら実装されている。無料でルールを把握しながら対戦できる。入門の敷居は思ったより低い。

こんな人にやってほしい

相手の裏をかくことに快感を覚える人間に向いている。ポーカーや麻雀が好きで、心理戦を楽しめる人間だ。サイバーパンクという世界観が刺さるなら、なおさらいい。TCGに挫折した経験がある人にも試してほしい。ランダム封入がないLCG形式は、デッキ構築の公平さが担保されているから、純粋に思考と戦略で戦える。難しそうに見えるが、構造は明快だ。コーポかランナー、どちらかの役割に集中して覚えていけばいい。やってみる価値はある。…以上。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。