【ハルキゲニ男の未攻略ゲーム愛】2026年07月21日の気になる1本
今日の1本
…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『餓狼伝説 City of the Wolves』だ。SNKが2025年4月24日に発売した2D対戦格闘ゲーム。対応プラットフォームはPS5・PS4・Xbox Series X|S・PC(Steam)だ。
1991年の誕生から、90年代の格闘ゲームブームを牽引してきた『餓狼伝説』シリーズの最新作。前作『餓狼 MARK OF THE WOLVES』から実に26年の時を経ての帰還だ。長い。長すぎる空白だ。だからこそ、格ゲーオタクにとっては特別な1本になりうる。
どんなゲーム?
バトル開始から様々な特殊攻撃を繰り出せる「REVシステム」を新搭載。「REVアーツ」や「REVアクセル」、そしてS.P.G.ゾーンでは「REVブロウ」などが、「REVゲージ」の限界を超えるまで使用可能だ。REVゲージが100%に達するとオーバーヒート状態となり、REVシステムが使えなくなる。さらにガードゲージが作動するようになり、ガードするたびにゲージが減少してゼロになるとガードクラッシュが発生してダメージが加速する。つまり、攻めながらもゲージ管理を怠ると一気に形勢が崩れる。攻守のバランスが常に問われる設計だ。
操作スタイルは2種類。テクニカルな「アーケードスタイル」に加え、方向キーとワンボタンの組み合わせで必殺技や華麗なコンボが繰り出せる「スマートスタイル」が選択可能だ。業界がきちんと評価した。それは本物の証拠だ。
ゲニ男が気になる理由
EVO Japan 2026でも格ゲー界は活況を呈しており、史上最多となる12作品がメインタイトルに選ばれた。その中でこの作品は、SNKというブランドの復権を象徴する1本として特別な位置に立っている。
格ゲーという競技において、ゲージ管理のシステムは対戦の質を決定的に左右する。REVシステムはREVゲージを上昇させることで強力なREVアクションを繰り出せる仕組みで、0%からスタートし100%でOVERHEATとなり様々なデメリットが発生する。格ゲーマーにとっては「ストリートファイター6」のドライブゲージを思い浮かべると理解しやすい構造だ。近年の格ゲーが培ってきたリソース管理の思想を、SNK流に再解釈している点が興味深いんだ。
攻めだけでなく守りにも選択肢がある。それが対戦の深みを生んでいる。ゲニ男はこのあたりの駆け引きを静かに、しかし真剣に掘り下げてみたいと思っているんだ。
こんな人にやってほしい
90年代のSNK格ゲーに青春を捧げた人には、間違いなく刺さる。あの頃テリー・ボガードに熱くなった記憶がある人、まず触ってみてほしい。
逆に格ゲー初心者にも勧められる。スマートスタイルという選択肢がある以上、操作の壁は以前ほど高くない。それでいて、上達する余地は無限にある。
対戦ゲームでリソース管理の読み合いを楽しみたい人、ゲージを巡る心理戦に酔いたい人。そういう人には特に響くはずだ。26年待たせた分、中身は詰まっている。やってみる価値はある。…以上。
