2026年09月28日の仮想通貨動向まとめ
サマリ
ビットコインは約84,000ドル台で底堅く推移。イーサリアムは2,700ドル近辺でのレンジ相場が続き、次期アップグレードへの期待が高まっています。リップル(XRP)は規制ニュースに揺れながら約1.52ドル前後で推移中です。
詳細
Bitcoin(ビットコイン / BTC)
最新のデータによると、BTCは9月25日時点で約84,413ドルで取引されています。9月初旬には76,600ドル台まで落ち込んでいましたが、そこから力強く回復してきました。
テクニカル面では、9月23日に87,300ドル近辺でサイクル高値を記録。その後は少し調整が入り、85,000ドル台でのもみ合いが続いています。14日間のRSI(相対力指数)は72前後で推移しており、「買われすぎ」ゾーンに入っていることには注意が必要です。
時価総額は約1.33兆ドルで、市場全体のトップを独走中。2025年10月に記録した史上最高値の128,198ドルからは大きく下落していますが、9月の反発トレンドは依然として健在です。
Ethereum(イーサリアム / ETH)
ETHは9月26日時点で約2,689ドル前後で推移しています。9月初旬の約2,462ドルと比べると、月間で約9%上昇しており、底堅さを見せています。
最大の注目ポイントは「Glamsterdamアップグレード」です。このアップグレードは2026年10月6日にSepoliaテストネットで予定されており、ガスリミットの大幅引き上げ(最大2億)やネットワーク効率の向上が含まれます。これはMerge以来最大級のプロトコル変更とも言われています。
テクニカル的には、2,800ドルの強い抵抗線をブレイクできるかどうかが当面の焦点です。サポートラインは2,600ドル。長期的には、Standard Charteredが「将来的に40,000ドルも視野」と強気の見通しを示しており、上昇余地への期待は依然として大きいと言えます。
Ripple(リップル / XRP)
XRPは現在約1.52ドル(時価総額 約956億ドル)で推移しています。9月初旬の1.40ドル台からじりじりと上昇してきた形です。
大きなネガティブ要因は「CLARITYアクト」の上院否決(9月26日)。この規制法案の否決を受けて価格が一時10%急落するなど、XRPが規制に対して非常に敏感な銘柄であることが改めて示されました。一方でポジティブな材料もあります。ACI Worldlineが年間155兆ドルを動かすSWIFTシステム内でXRPを決済オプションとして採用。また、2025年11月に承認されたスポットXRP ETFへの資金流入も継続しており、9月22〜23日だけで3,800万ドルが流入しました。
テクニカル的には、1.5495ドルの上値抵抗を日足ベースで明確にブレイクできれば、次の上昇モメンタムにつながると分析されています。
今後の展望
3通貨に共通するのは、「回復基調にはあるが、上値を試すには慎重さも必要」という局面です。
BTCについては、85,000ドルのサポートを維持できるかが次の上昇(87,000〜90,000ドル圏)への鍵を握っています。RSIが過熱気味な点からは、一度の調整を挟みながらの上昇シナリオが現実的です。
ETHはGlamsterdamアップグレードという具体的な好材料を控えており、2,800ドルのブレイクアウト成功なるかに注目。スケーラビリティの向上はDeFi(分散型金融)やトークン化資産市場の拡大にも直結するため、中長期的な成長ストーリーは健在です。
XRPは引き続き規制動向に左右される展開が予想されます。米国での暗号資産関連法整備の進捗、ETFへの資金流入ペース、そしてRippleのパートナーシップ拡大が価格を左右する重要な変数です。年内に1.80〜3.20ドルを目指すベースケースシナリオも提示されており、中長期目線でのウォッチが続きます。
暗号資産市場全体としては、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が引き続きリスク資産の重しになっています。投資の際は最新情報を確認しながら、余裕資金の範囲内でリスク管理を徹底することが大切です。
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