2026年09月28日の株式市場動向まとめ
サマリ
2026年9月の日本株は堅調で、日経平均は6万6000円台で推移しています。米国株も好調な企業業績がサポートとなり、S&P500は7000ポイント前後で堅持。ただし両市場とも金利動向やインフレ懸念に注視が必要な局面が続いています。
詳細
日本株の現状
日経平均株価は現在6万6364円前後で推移しており、高値圏での安定的な展開が続いています。セクター別では、AI・半導体株が主導する形で買いの勢いが強く、東エレクトロニクスやアドバンテストといった半導体関連銘柄が指数を押し上げています。金融株や証券関連も堅調で、ソフトバンクグループなどが買われる傾向にあります。一方、建設業や情報・通信業には若干の弱さが見られています。
今週は来週の米国重要指標発表を控え、投資家が様子を見る動きが目立つ中での高値圏での推移が予想されています。日経平均は現在、年初来高値である72831円に向けても上値はある状況ですが、短期的には65000円から68000円のレンジを意識した値動きになりそうです。
米国株の現状
米国のS&P500種株価指数は、良好な企業業績が支える堅調な相場環境にあります。2026年の企業利益は前年比で15.5%の増加が見込まれており、特に情報技術セクターでは30.4%の増加が期待されています。AI・半導体銘柄を中心とした成長株が相場をけん引する構図は変わらず、こうした銘柄への買いが相場全体を支えています。
ただし、長期金利の上昇が重荷となる場面も散見されます。米国では年内に追加利上げが実施される確率が高いとの見方もあり、金利動向がこれからの相場を左右する重要な要素になります。10月初旬には雇用統計など重要な経済指標の発表を控えており、これらの結果いかんで相場の方向性が決まりそうです。
今後の展望
今後の株式市場は、米国の経済指標と金利動向を最大の焦点に動くと考えられます。2026年は中間選挙の年であり、歴史的には相場が下落しやすい傾向にありますが、企業業績の好調さと中央銀行の金融政策が相場を支える見通しです。
米国株については、S&P500の年末目標は7200ポイントから8000ポイント程度と見る専門家が多く、上値の余地は十分ありますが、9月から10月にかけては調整局面を迎える可能性も指摘されています。日本株も米国株の動きと連動しやすいため、今後は金利上昇時の押し目狙いのスタンスが有効な投資戦略になるでしょう。
AI関連銘柄は依然として市場の主役ですが、過度な期待から調整が入る場面も想定されます。長期的には企業の実績に基づいた株価形成が進む局面も出てくるでしょう。投資家は分散投資と押し目買いを基本戦略としながら、経済指標の発表や企業決算の動向に注視することが重要です。
