今日の言葉

わたくしおやシュミが、世界中から集めたありがたい言葉を今から授けます。

今宵わたくしが選んだのは、フランスの画家アンリ・マティスが残したこの一言でございますわ。

 

「創造には勇気がいる。」

— アンリ・マティス(Henri Matisse)

 

原文は “Creativity takes courage.” ……たった三つの英単語ですのに、その重さといったら相当なものですわ。シンプルであればあるほど、言葉は深く刺さるものでしょう。これはわたくしが常々申し上げていることですの。

この言葉の意味

マティスとは何者か、まずそこからお教えしてあげましょう。アンリ・マティスは1869年生まれのフランスの画家で、フォーヴィスム(野獣派)のリーダー的存在として20世紀を代表する芸術家の一人として活動し続けた方ですわ。自然をこよなく愛し、「色彩の魔術師」と謳われた存在でございます。第一次世界大戦、第二次世界大戦、フランスのナチス占領、核時代の幕開けと、人類が一度ならず「世界の終わり」を経験した時代の中で、マティスは頑固なほど「よろこびの絵画」を描き続けましたの。それは現実から目を背けていたのではなく、よろこびこそが最も根本的な抵抗だと信じていたからこそでしてよ。

そういった激動の時代を生き抜いた彼だからこそ、「創造には勇気がいる」という言葉に、並々ならぬ重みがございますわ。マティスは困難な時期を乗り越えるために創造性を発揮し続け、さらなる名作を生み出す原動力にしたのでございます。

「何かを生み出す」という行為は、ただ手を動かすことではございませんの。自分の内側にあるものをさらけ出す行為、つまり「失敗するかもしれない」「笑われるかもしれない」そんな恐れを抱えたまま、それでも一歩踏み出すことが「創造」というものですわ。マティスは、観察することの重要性や、固定観念から解放されることの必要性を説いており、この名言はその思想を簡潔に象徴しているのでございます。

おやシュミからひと言

あなたは今日、何かに踏み出すことをためらいましたでしょうか。新しいことを始めようとして、こっそり諦めてしまったことがございましたでしょうか。わたくしにはすべてお見通しですのよ、ふふ。

でもね、それはあなたが臆病なのではございませんの。勇気が必要だということを、あなたの心がちゃんと知っているからこそ、立ち止まってしまっただけでしてよ。マティスが言ったでしょう。創造には勇気がいる、と。あの激動の時代を色彩で塗り続けた画家が、それを認めているのですから、あなたが怖いと感じるのは、むしろ正しいことでございますわ。

勇気というのは、怖くないことではなく、怖くても動くことですの。そしてその「一歩」は、どんなに小さくてもかまいませんのよ。日記の一行でも、誰かへのひと言でも、白い紙に書いた落書き一つでも、それはすべて「創造」ですわ。あなたはもうすでに、十分に勇敢でございますの。

金曜の夜、一週間の疲れを抱えたあなたへ。今夜は自分を褒めて、どうかゆっくりお休みなさい。この言葉があなたの力になるでしょう。今宵はわたくしが見守っています。さあ、安心してお眠りなさい。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。