【ハルキゲニ男の未攻略ゲーム愛】2026年09月02日の気になる1本
今日の1本
…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『ROOT(ルート)〜はるけき森のどうぶつ戦記〜』だ。ジャンルはボードゲーム、非対称エリアマジョリティゲームというやつだ。たとえばウッドランド連合(森林連合)は、ゲーム開始時にボード上には存在せず、ゲーム序盤は賛同トークンを配置していく、じわじわと勢力を広げるような動き方をする。カイル・フェリン氏による個性豊かで愛らしい動物たちのアートワークと、コール・ウェールレ氏が生み出す独創的なゲームデザインが見事に融合した唯一無二の傑作だ。見た目の可愛さと中身のシビアさのギャップが、このゲームの核心なんだ。
ゲニ男が気になる理由
非対称ゲームというジャンルは昔からある。だが、ここまで振り切ったものはなかなかないんだ。普通の非対称ゲームは「能力が違う」程度のものが多い。だがROOTは違う。インスト難易度10/10、リプレイ性8/10、やり込み必須度9/10という評価が示すとおり、担当する種族により全く異なるプレイ感が楽しめる。これはつまり、4つの派閥それぞれを別のゲームとして習得しなければならないということだ。
ルールを把握するだけで相当な時間が要るんだ。それが逆に、ガチな人間には堪らない。ルールブックを読み込んでから初プレイに臨む、その準備の時間もゲームの一部だと俺は思っている。
Golden Geek Award 2018の大賞に加え、2019年のポルトガル年間ゲーム大賞、国際ゲーマーズ賞など、多くの受賞歴があり世界で話題になった。それだけの評価を得ているのに、日本ではまだ「知る人ぞ知る」ゲームという印象がある。そこが気になっているんだ。
こんな人にやってほしい
「みんなと同じルールで戦うのに飽きた」という人に特に刺さるゲームだと思う。対戦ゲームが好きで、かつ戦略を練るのが好きな人。そして、人に説明する側が好きな人、つまりインストが得意な人間が一人いると、テーブルが一気に動き出すんだ。
アプリ版も存在していて、まず一人でルールを把握してから仲間を誘う、というのが俺のおすすめの入り方だ。かわいい見た目に騙されるな。中身は骨太な権力闘争ゲームだ。やってみる価値はある。…以上。
