【ハルキゲニ男の未攻略ゲーム愛】2026年08月04日の気になる1本
今日の1本
…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、SNKが2025年4月24日に発売した対戦格闘ゲーム、『餓狼伝説 City of the Wolves』だ。対応プラットフォームはPS5、PS4、Xbox Series X|S、PC(Steam)。ジャンルはもちろん、2D対戦格闘ゲームだ。
どんなゲーム?
前作『餓狼 MARK OF THE WOLVES』から実に約26年ぶりとなる『餓狼伝説』シリーズの新作だ。舞台は欲望と野心が渦巻くサウスタウン。新旧のファイターたちがギース・ハワードの遺産を巡る物語を繰り広げる。ロック・ハワードを中心に据えた世界観は前作から地続きで、ファンには堪らないものがあるんだ。
ゲームシステムの中核は《REVシステム》だ。多くの格闘ゲームがシンプル化を目指している中、この作品は複雑なシステムを堂々と用意している。攻守両方において豊富な選択肢を提供できる一方、最初からすべてをマスターするのは多少難しい。1ボタンで爽快なアクションを繰り出せるスマートスタイルが用意されており、格闘ゲームを始めたばかりの人でも入りやすい設計になっている。一方で、コマンド入力を駆使するアーケードスタイルはより戦略の幅が広い。どちらで遊ぶかで、ゲームの顔が変わってくる。
その評価はすでに世界が証明している。
ゲニ男が気になる理由
SNKの格闘ゲームには、カプコンとは違う匂いがある。サウスタウンという架空の街に根ざした世界観、キャラクターたちの業の深さ。そういうものが積み重なって、餓狼伝説という作品はできている。
26年という歳月は長い。その間、KOFが表舞台を走り続けていた。テリー・ボガードはスマブラに出て、ストリートファイター6にも出張した。長期的に楽しめる構造になっているのも見逃せない点だ。
それから個人的に気になるのは、格ゲーの複雑さに真正面から向き合っている姿勢だ。簡略化が是とされる時代に、あえて深みを選んだ。そこに、作り手の矜持のようなものを感じるんだ。簡単には使いこなせない。だから、続けたくなる。
こんな人にやってほしい
90年代の格ゲーブームをリアルタイムで知っている人には、懐かしさと新しさが混在した感覚を味わえる一本だと思う。それからKOFやストリートファイターは触ったことがあるけど、餓狼伝説はよく知らないという人にも入り口として悪くない。
スマートスタイルから入って、慣れてきたらアーケードスタイルへ。REVシステムの奥を覗きに行く。格ゲーをちゃんと”やり込む”経験をしたことのない人にも、この作品はその入口になり得るんだ。
26年分の重みを背負った格闘ゲームを、一度この手で確かめてみてほしい。やってみる価値はある。…以上。
