今日の1本

…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『Phantom Blade Zero(ファントムブレイドゼロ)』だ。開発・パブリッシングは中国のS-Game。ジャンルはアクションRPG、対応ハードはPS5とPCで、2026年10月29日の発売が予定されている。

公式が自ら「カンフー・パンク」と称するタイトルだ。武侠・オカルト・スチームパンクを掛け合わせた独自の世界観を持つ。『黒神話:悟空』以降、世界が注目し始めた中国産アクションゲームの系譜に連なる一本だと思う。

どんなゲーム?

舞台は「ファントムワールド」と呼ばれる世界だ。プレイヤーはエリートアサシン「Soul(ソウル)」を操作し、自らを事件の犯人に仕立て上げた黒幕への復讐を目指す。Soulは冤罪をかけられ重症を負っており、神秘的な治療師の助けによって66日間の猶予を得ている。その間に黒幕を探し、復讐を果たさなければならないんだ。回避やパリィを使った高速の戦闘が軸となっており、タイミングよく回避やパリィを決めれば強力な反撃で敵に大ダメージを与えられる。複数の武器をシームレスに切り替えながら戦う構造になっているんだ。Unreal Engine 5で開発されており、中国武侠の美学とスチームパンクの要素を融合させた独自の世界観を表現している。次世代機の性能を活かした高品質なグラフィックが特徴だ。メインストーリーだけで推定30〜35時間、サイドクエストを含めるとさらに30時間の追加コンテンツが用意されているとのことだ。

ゲニ男が気になる理由

このゲームのどこに食いついているか、話す。

まず戦闘のコンセプトが興味深いんだ。プロデューサーは「ソウルライクに現れたダンテ(DMC)のようなイメージ」とコメントしており、やられても数回挑戦すればクリアできる程度の難度を目指し、休憩ポイントを使っても敵が復活しない仕様にしているという。単なる死にゲーにはしないという思想が見える。実際に触れた記者によると、本作は戦闘のシビアさよりも敵を倒していく爽快さに比重を置いており、現場のスタッフも「デビルメイクライ」シリーズのような手触りを念頭に置いていると語っていたそうだ。開発チームは「コンボ主導の心躍る戦闘システム」を目指していると述べており、ジャンルの名称として「武侠アクションゲーム(Wuxia Action Games)」という新しい概念を提案している。既存の棚に収まらないゲームは、個人的にかなり気になるんだ。

それと、実写映画『るろうに剣心』のアクション監督・谷垣健治氏がゲームのアクション監修に携わっているという点も注目だ。画面上の動きに説得力が生まれているとすれば、それはかなり重要なことだと思っている。

こんな人にやってほしい

アクションゲームは好きだが、いわゆるソウルライクの繰り返し死ぬ設計が苦手で手を出せていない人、いないか。この作品はその層にちょうどいい立ち位置を狙って作られているようだ。

あるいは、『デビルメイクライ』や『仁王』のような武器を使いこなして戦うアクションが好きな人にも響くはずだ。30種類以上の武器があれば、自分なりのスタイルを探す楽しみが相当に長く続くだろう。

中国発のゲームというだけで距離を置く人間も一定数いることは知っている。ただ、ゲームの中身で判断することが正しいと思っている。武侠とスチームパンクが交差する世界、そこで66日間を賭けて戦う暗殺者の物語は、それだけで十分に面白そうだ。やってみる価値はある。…以上。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。