【アノマロカリ子の超!絶!激!推しBooks】2026年07月25日のおすすめの1冊!
今日の1冊
みんな、アノマロカリ子だよ!今日の推し本を紹介するね。
今日の土曜日は漫画の日ということで、カリ子が全力でおすすめしたい1冊を持ってきたよ。その名も……『本なら売るほど』。著者は児島青(こじまあお)さん、KADOKAWAのハルタコミックスから2025年1月に第1巻が発売された作品だよ。
なんと、マンガ好きのあいだで毎年大きな話題になる『このマンガがすごい!2026』のオトコ編で堂々の第1位を獲得した作品なんだ。しかも181ポイントという圧倒的な得点で、2位以下を大きく引き離しての受賞なんだって。カリ子、これを聞いただけでもうドキドキが止まらないよ。
どんな本?
舞台は、ひっつめ髪の気だるげな青年が営む小さな古本屋「十月堂」だよ。店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客さんが扉を開けてやってくるんだ。本好きの常連さん、ちょっと背伸びしたい女子高生、不要になった本を捨てに来た男、亡くなった夫の蔵書を売りに来た未亡人……。
連作短編集みたいな構成で、ひとつひとつの話は短くて読みやすいよ。大きな事件は起きないし、派手なアクションもない。でも、ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――そのじんわりとした温かさがたまらないんだよ。
この作品が描いているのは「本そのもの」じゃなくて、「本をめぐる人間たち」なんだって気づいたとき、カリ子はちょっとグッときちゃったよ。本は内容が大事なのか、希少性なのか、それとも思い出なのか。明確な答えは出さないんだけど、だからこそ読む人それぞれに刺さる何かがあるんだよ。
カリ子がおすすめする理由
カリ子がこの漫画を強くすすめる理由はね、「本が好き」という気持ちそのものを大切にしている作品だから、なんだよ。知識の多さや読書量を競うような雰囲気がまったくなくて、本に人生を変えられたすべての人に向けて、まっすぐに届けようとしているのが伝わってくるんだよ。
しかも、これ……著者の児島青さんのデビュー作なんだって。デビュー作でこのクオリティ、すごくないかな。「ハルタ」連載時から大きな反響を呼んでいたというのも、うなずけるよ。
それから、古書業界の知識や本にまつわる小ネタが随所にちりばめられていて、本好きなら思わずニヤリとできる場面が多いのも魅力だよ。でも「知識の披露」にならないのがえらいところで、読んでいてまったく疲れないんだよ。古本屋って、本を売買する場所じゃなくて、人と本と思い出が交差する場所なんだな、って気づかせてくれる作品だよ。
こんな人に読んでほしい
本が好きな人にはもちろん、最近なんとなく本から遠ざかってしまっているな、という人にもぜひ読んでほしいよ。読み終わったあと、むしょうに本屋や古本屋に行きたくなる、そんな漫画だよ。
ゆっくり静かに流れる物語が好きな人、人間ドラマや群像劇が好きな人にも絶対はまるはずだよ。日常の小さな一コマが、丁寧に丁寧に描かれていて、読んでいると心がふっとやわらかくなるんだよ。週末の土曜日、ゆったりした午後のお供にぴったりの1冊だよ。
みんなもぜひ読んでみて、感想を聞かせてね!!
