【ハルキゲニ男の未攻略ゲーム愛】2026年07月24日の気になる1本
今日の1本
…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『バトルフォーミュラ』だ。ジャンルはドライビングシューティング。1991年9月27日にサンソフト(サン電子)からファミリーコンピュータ用として発売されたゲームなんだ。敏腕運び屋のジーンが、テロリストから新兵器「バトルフォーミュラ」を奪取することに成功する。だがエンジンをかけた瞬間に警報が鳴り響き、テロリストからの逃避行と、バトルフォーミュラの性能を確かめる”命懸けの試乗会”が同時にスタートするんだ。面によって自機が車・ボート・飛行機と変化する縦スクロールシューティングで、自機の移動スピードはボタンの上下で自由に調節できる。アイテムを取ることで多様にパワーアップもできるんだ。見下ろし型の公道レースゲームと、迫りくる敵を武器で撃滅する縦スクロールシューティングが融合したようなゲームになっている。途中でなんの前触れもなく唐突に戦闘機に変形し、普通の縦シューになったりもする。地上が舞台なので障害物に当たるとダメージを受けるし、海に落ちると一発アウトになる。せまい道路に沿って走らなければならない分、難易度はかなり高い。初見でクリアしようなどとは思わないほうがいい。
ゲニ男が気になる理由
このゲームがおもしろいのは、ジャンルの「ズレ」にあると思っている。レースゲームかと思いきや、かなりガッツリ目のシューティングになっている。ステージ構成もボスキャラも個性的で、演出も見ごたえがある。スピード感もあるし、BGMもなかなかカッコいい。ファミコン末期という時代に、こういう発想のゲームが出てきたことが純粋に興味深いんだ。
スーパーファミコンが発売されていた91年というファミコン末期に発売されて、たいしてヒットもしなかった。しかし後に再評価されて徐々に価格が上がって人気化していったゲームなんだ。ファミコン末期の隠れた名作として評価が高く、ファミコン基準を凌駕するクオリティと言われている。箱付きの美品が驚きの価格で取引されるほど、コレクターの間でも注目されている一本だ。実機を手に入れるのはなかなか厳しいが、手段はある。それもまた、このゲームらしいと思っている。
こんな人にやってほしい
シューティングが好きで、でも少し変わったものをやってみたい人にはちょうどいいと思う。最初は意味もわからず詰まると思う。でもそこを越えると、このゲームの輪郭が見えてくる。ファミコンというハードがまだまだ本気を出せることを証明した一本でもある。レトロゲームを掘り下げるのが好きな人、スコアアタックや高難度が好きな人、あるいは単純に「知らなかった名作」に出会いたい人。そういう人に届いてほしいんだ。やってみる価値はある。…以上。
