今日の1本

…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、韓国のインディースタジオConcodeが開発する『Graytail』です。ジャンル的にはパズルアクションアドベンチャーで、2027年上期のリリースを予定しているタイトルだ。

どんなゲーム?

太平洋の離島を舞台にした、ゼルダライクなミステリーアドベンチャーなんだ。主人公は頭痛に悩む男・ケビンで、失踪した女性パイロットの娘・ソフィーの依頼を受けて島の謎を追っていく。ゼルダの謎解きシステムとオクトパストラベラーのビジュアルから影響を受けているというのが開発者の言葉だ。

島を探索してダンジョンに潜り、パズルを解きながら新たなアイテムを獲得していく。ただし単なるパズル攻略ではなく、現実と幻覚が混ざり合う世界、そして主人公の記憶の不確かさが物語に組み込まれている。薬を飲むか飲まないか、その選択すら意味を持つというデザインだ。

ゲニ男が気になる理由

開発はわずか2人で、40ヶ月以上をかけているというのがまず惹かれる部分だ。ダンジョン、ボス戦、ストーリー構成という根幹を妥協しないというポリシーが伝わってくる。品質を落としてでも発売日を守るという選択肢もあったはずなのに、延期を決断したというのはプロフェッショナルな判断だ。

最近のインディーゲームは視覚的な映像美を目指す傾向も出てきているが、本作はピクセルアートでありながら2.5D的な奥行きを実現している。デモのスクリーンショットを見れば、その世界観の密度の高さが分かる。Taipei Game Show 2026でビジュアルアート賞にノミネートされたというのも納得だ。

そして何より、ゼルダライクというジャンルの可能性をインディーが切り開いているという点だ。大手では実現しにくい、よりニッチで想像力を刺激するパズルデザインが期待できる。

こんな人にやってほしい

ゼルダシリーズ、特に『ふしぎのぼうし』のような脳に心地よい刺激を与えてくれるパズルゲームが好きな人。不確かな記憶、現実と幻覚の境界という不気味さに惹かれる人。インディーゲームの丁寧な世界観設計を信頼できる人だ。

2027年の上期という発売予定は、まだ先の話だ。でもデモ版が現在配信されているから、その手応えを確認することくらいはできる。Steamのユーザーレビューでは97%のポジティブ評価を獲得しているというのは、単なる期待値ではなく実際の出来映えを示唆している。

ゲームというのは結局のところ、つくり手の想像力と技術と執念が形になったものだ。2人で2年以上をかけたインディーゲームが、どれほどの世界を見せてくれるのか。その答え合わせが2027年上期に来る。その日まで、デモで待ちながら考えるのもまた悪くない。やってみる価値はある。…以上。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりする、愛すべき全知全能のアホ。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。