2026年10月05日の株式市場動向まとめ
サマリ
日本株は日銀短観の良好な結果で上昇基調が続いており、AI・半導体関連株が買いの中心となっています。米国株も堅調ですが、世界的な金利上昇が重しとなっています。今週のポイントは米ISM非製造業景況指数や植田日銀総裁の発言で、これらが相場の変動を左右しそうです。
詳細
日本株の展開
先週の日本株は日銀短観が良好な結果だったことなどを受け、上昇し、アドバンテストなどの半導体企業を中心に買いが優勢でした。つまり、少し調整する局面があっても、買い意欲が強い状況ということですね。
米国株の動き
米国株は足元で堅調に推移しています。9月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を大幅に下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が10月会合で追加利上げを見送るとの見方が強まりましたダウ平均は+0.49%、S&P500は+0.73%、ナスダック総合は+1.19%でそれぞれ取引を終えたほど、市場からの期待が高まっています。
金利上昇への警戒感
一方で懸念材料もあります。米10年債利回りが一時5.34%と2002年以来の高水準まで上昇するなど、世界的な金利上昇も株価の重荷となっています。金利が上昇すると、企業の借入コストが増加し、株価にとってはマイナス要因になるわけです。
今後の展望
今後のマーケットは、いくつかの重要なイベントに左右されそうです。5日の米ISM非製造業景況指数や中東情勢に関する報道も株価の変動要因となる可能性があります。これらのイベントを受けて、株価が調整する場面も想定されますが、企業業績は堅調であるため、下値は底堅いとみられます来週は6日の植田和男日銀総裁の発言に加え、世界的な債券市場の動向やフランスの財政不安、米長期金利の行方が日経平均を左右しそうです。日銀総裁の発言一つで市場が大きく反応する可能性があるため、注視が必要です。
底値支持線も機能しているのが心強い点です。重要な下値支持線である26週移動平均線に再三サポートされての反転なので、改めて同線の役割の大きさが示されています。つまり、相場が下落しても一定の水準で買い戻される構造になっているわけです。
AI・半導体関連株が相場をリードしている流れは今後も続きそうです。これらのセクターは金利上昇の中でも成長力で対抗できるという見方が市場に浸透しています。今後のポイントは、この強さがいつまで続くか、そして他のセクターの回復がいつ見られるかという点になるでしょう。
