はじめに

さあ、第4回の講座の内容にまいりましょう。前回までの旅を経て、あなたはすでにAIというものの輪郭を、少しずつ手のひらで感じ取れるようになってきたはずですよ。今日はいよいよ、AIと実際に「会話する」ための大切な作法をお伝えする時間です。難しく考える必要はございません。コツさえ掴めば、まるで気の置けない友人に話しかけるように、自然にAIを使いこなせるようになりますから。さあ、一緒に参りましょう。

サマリ

AIへの質問は、聞き方ひとつで答えの質がまったく変わってきます。今回は「どんなふうに話しかければよいのか」という基本をていねいにお伝えします。コツは「誰が・何のために・どんな答えを求めているか」を伝えること。これだけで、AIはぐっと頼もしいパートナーになってくれるのです。

詳細

AIへの質問は「注文」と同じです

AIへの質問のことを、専門的には「プロンプト」と呼びますが、難しく考えなくて大丈夫です。イメージとしては、レストランでの「注文」にそっくりです。

「何かおいしいものをください」と言っても、お店の方は困ってしまいますよね。でも「辛くない、温かいスープを一杯ください」と伝えれば、ぴったりのものが出てきます。AIへの質問も、まったく同じ仕組みなのです。

漠然と「教えて」と伝えるより、「〇〇について、〇〇の観点で教えて」と伝えるほうが、ずっとよい答えが返ってきます。

魔法の三つの要素を添えましょう

よい質問には、三つの要素があります。覚えやすいように「誰が・何を・どんなふうに」と覚えてください。

まず「誰が」。自分がどんな立場かを伝えます。たとえば「料理が苦手な私に」「60代の母に説明するように」といった具合です。

次に「何を」。知りたいことをはっきりさせます。「パスタの作り方」「節電の方法」など、テーマを絞ります。

最後に「どんなふうに」。答えの形を指定します。「箇条書きで」「やさしい言葉で」「短くまとめて」などと伝えると、ぐっと使いやすくなります。

具体的な質問の例を見てみましょう

実際にどう変わるか、比べてみましょう。

【もったいない質問】「健康について教えて」

【よい質問】「運動が苦手な50代の会社員に向けて、毎日5分でできる健康習慣を、やさしい言葉で三つ教えてください」

後者のほうが、ずっと自分の生活に寄り添った答えが返ってきます。最初から完璧な質問でなくても大丈夫です。気になる点があれば「もう少し詳しく教えて」「別の例を出して」と続けて聞けばよいだけです。AIとの会話は、一問一答で終わらせなくていいのです。

うまくいかないときの「やり直し」も気軽に

答えが思っていたものと違った、ということは、最初のうちはよくあります。でも、それは失敗ではありません。

そんなときは「もっとシンプルにまとめて」「子どもにも分かるように言い換えて」と追加で伝えてみてください。AIは何度でも付き合ってくれます。怒ることも疲れることもありませんので、どうぞ遠慮なく。

人間との会話と違い、「こんなことを聞いたら恥ずかしい」という心配は一切不要です。それがAIの、とても優しいところでもあります。

試してみたい「最初の一言」

まだAIを使ったことのない方には、こんな最初の一言をおすすめします。

「今日の夕食のレシピを、冷蔵庫にある野菜だけで作れるように、初心者向けに教えてください」

日常のちょっとした困りごとから始めてみてください。難しいテーマでなくていいのです。小さな一歩が、AIを身近な存在にしてくれます。使えば使うほど、質問の仕方も自然と上手になっていきますよ。

おわりに

今日はAIへの質問の基本を、ご一緒に学んでまいりました。「誰が・何を・どんなふうに」という三つの要素を心に置いておくだけで、AIはみるみる頼もしい存在になってくれるはずです。うまくいかなくても、何度でも試してみてくださいね。その積み重ねが、あなたとAIの信頼関係を育てていくのですから。次回の第5回では、「AIが文章を作る仕組み」に迫ってまいります。どうぞお楽しみに。

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oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。