今日の1本

…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『魔法少女ノ魔女裁判』だ。略称は「まのさば」。ジャンルは魔法議論ミステリー×ADV。開発元はRe,AERのブランド「Acacia」で、PC(Steam)およびNintendo Switch向けに展開されている作品だ。Steam版は2025年7月18日、Nintendo Switch版は2026年7月9日に発売された。孤島の牢屋敷を舞台に、魔法を使う13人の少女が自分たちの中に潜んでいる「魔女」こと殺人犯を探し出して処刑するアドベンチャーゲームだ。主人公・エマは目を覚ますと絶海の孤島にある牢屋敷に閉じ込められており、13人の”魔法とトラウマ”を隠し持った少女たちの中からひとりずつ殺人を犯した”処刑対象”を選定していく残酷で理不尽なゲームに巻き込まれてしまう。ADVパートで少女たちと交流して情報を集め、魔女裁判パートでは発言の矛盾を暴き出し、嘘つきの”魔女”を特定する仕組みだ。確認できる地点に赴くと自動的に必要な情報や証拠が手に入る仕様なので、裁判で証拠が揃わないという詰まり方はしない設計になっている。ストーリーをクリアして新たなストーリー体験を迎えてもなお、新たな視点が明らかになり、物語は新たな姿を現すという構造になっているんだ。

ゲニ男が気になる理由

「魔法少女」というワードで引くのは早計だ。これはゴシックミステリーの皮をかぶった、かなり骨太な議論ゲームなんだ。

本作はクラウドファンディングにて目標の200万円を遥かに上回る6680万9444円の支援を獲得し、フルボイス化などのストレッチゴールを達成している。これだけの数字が出たということは、企画の段階からコアなファンの心を掴んでいた証拠だ。インディーがここまで動かすのは珍しい。

裁判の難易度も絶妙で、ミスしても特にペナルティはなく、正解率による評価などもないため、気軽に物語が楽しめる設計になっている。間口の広さと物語の奥行きを両立させるのは、実は難しいことなんだ。それをやってのけている点が静かに刺さる。

国内インディーシーンでの評価は揺るぎないものになっている。ダンガンロンパや逆転裁判系が好きな人間なら、まず触れておくべき作品だと思っている。

こんな人にやってほしい

推理もの、議論もの、キャラクターの裏の顔を読み解くのが好きな人に特に勧めたい。「魔法少女」というビジュアルに惹かれた人はもちろん、ゴシックな雰囲気と心理戦が好きな人にも刺さるはずだ。操作に不安がある人でも問題ない。難しい操作は要らないし、物語を追うことに集中できる作りになっているんだ。Steam版でもSwitch版でも入れる。気になるなら体験版から触れてみるのもいい。

やってみる価値はある。…以上。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。