今日の1本

…ハルキゲニ男です。気になるゲームを紹介します。今日紹介するのは、『アグリコラ(Agricola)』だ。ジャンルはワーカープレイスメント型の農場経営ボードゲーム。ウヴェ・ローゼンベルクによってデザインされ、ルックアウトゲームズから発売された。2007年にまずシュピールで公開され、2009年1月にはホビージャパンから完全日本語版が発売されたゲームの舞台は1670年ころの中央ヨーロッパだ。プレイヤーは自分の農場を発展させていく。ちなみに「アグリコラ」はラテン語で農民の意味なんだ。プレイヤーが農業を営む住人となり、資源を集め、家を建てて家族を増やし、家畜を飼ったり作物を育てたりして、自分の農場を豊かにしていくというコンセプトのボードゲームだ。「ワーカープレイスメント」と呼ばれるボードゲームの代表作とも言われている。プレーヤーは自分の農場ボードを所有しており、最初から小屋が2棟建っている。そこに2人の家族が暮らしており、この家族にいずれかのアクションをさせることでゲームを進行していくんだ。全14ラウンドを終えたら得点計算し、最も高得点のプレイヤーが勝利だ。

ゲニ男が気になる理由

世界中のゲーム愛好者が集うデータベースサイト「BoardGameGeek」のランキングで、5年間不動の1位だった『プエルトリコ』が首位から転落した。変わってトップに立ったのが、この『アグリコラ』だ。このゲームの目的は、未開拓の農場を開拓していき、畑を耕作して作物を育て、牧場に家畜を飼って、ゲーム終了時に最もバランスのとれた農場を築くことだ。17世紀の厳しい環境の中、常に最適解を求めて、発展と家族を養う2つを達成していかなければならない。それがアグリコラのゲーム体験であり、魅力なんだ。農場というテーマに対して、ワーカープレイスメント方式の最高峰ともいうべき完成度を持ち、アクションすることも畑を耕すことも全部つながっている構造が面白いんだ。カードがランダムで配られるから、同じゲームが二度とない。その非対称性と再プレイ性の高さが、ガチゲーマーとしては堪らない部分なんだ。

デザイナーのウヴェ・ローゼンベルクは1997年に「ボーナンザ」のヒットにより知られるようになり、その後「アグリコラ」などのヒット作を発表し、世界的な人気を博している。一人のデザイナーが積み上げてきた思想が、このゲームに凝縮されている。それが気になる理由だ。

こんな人にやってほしい

戦略を考えながらじっくり遊びたい人には、間違いなく刺さると思う。「農業ゲームか、地味かな」と思っているなら、それは違う。アクションを取り合う緊張感、毎回変わるカード構成、食料の確保と農場発展の板挟み。これだけのジレンマを一つのボードに詰め込んだゲームは、そうはないんだ。

ソロプレイもできるから、まず一人で試してみるのもありなんだ。何より、重量級ボードゲームの入口として、こんなに丁寧に設計されたものはなかなかない。やってみる価値はある。…以上。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。