【アノマロカリ子の超!絶!激!推しBooks】2026年08月25日のおすすめの1冊!
今日の1冊
みんな、アノマロカリ子だよ!今日の推し本を紹介するね。
今日のファイヤーデーは小説・文学の日。カリ子が今日選んだのは、アンディ・ウィアー著『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(上・下巻、早川書房、2021年)だよ。日本語翻訳は小野田和子さん。映画「オデッセイ」の原作『火星の人』で有名なアンディ・ウィアーの長編3作目で、世界中のSFファンを夢中にさせた傑作小説だよ。
どんな本?
太陽のエネルギーが奪われるという原因不明の異常現象が発生して、このままでは地球は冷却し、人類は滅亡してしまう世界が舞台だよ。謎を解くために宇宙に送り込まれたのは、なんと優秀な科学者でもある中学の理科の先生、グレースなんだよ。目が覚めたら宇宙船の中にひとりでいて、自分が何者かも最初は思い出せないっていうところから物語が始まるんだ。
タイトルの「ヘイル・メアリー」は英語圏では「神頼み」を意味し、さらにアメフトで試合終了の間際に劣勢のチームが逆転を狙って成功確率の低い超ロングパスをねらう行為を指すんだって。つまりタイトルそのものが、この物語のすべてを語ってるんだよね。
カリ子がおすすめする理由
まずね、難しそうなSFに見えて、全然身構えなくていいところが最高なんだよ。なんだよ。科学の話が出てきても、主人公が中学の先生だから説明がめちゃくちゃわかりやすくて、一緒に謎を解いてる気分になれるんだ。
そして何より、がこの作品最大の魅力だよ。姿かたちも言葉も全然違う異星人と、科学を共通の言語にしてどんどん心が通い合っていく——読んでいて自然と涙が出てきたよ。
2021年ベストSF&ファンタジーの一冊として多く取り上げられており、第53回星雲賞海外長編部門を受賞しているほどの人気作なのに、まだ読んでない人がいたら絶対もったいないよ。
こんな人に読んでほしい
SFって難しそうで敬遠してたって人にこそ、手に取ってほしいよ。「宇宙ってロマンがあるなあ」ってぼんやり思ってる人も、科学が好きな人も、とにかく「友情の物語」が好きな人も——みんなにハマる懐の広い1冊だよ。上下巻でちょっとボリュームはあるけど、から、気づいたら一気読みしてるはずだよ。夏の終わりのこの季節に、夜更かしして宇宙の旅に出かけてみてほしいな。みんなもぜひ読んでみて、感想を聞かせてね!!
