今日の1冊

みんな、アノマロカリ子だよ!今日の推し本を紹介するね。

今日の水曜日は「学術・専門書」の日だよ。カリ子が選んだのはこの1冊——

『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』(上・下巻)
著者:ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之 訳
出版:河出書房新社、2016年(日本語版)

2011年にヘブライ語版がイスラエルで最初に出版され、2014年に英語版、2016年に日本語版が発売された、あわせて50か国以上で出版されているベストセラーイスラエルのヘブライ大学歴史学部の終身雇用教授で、自由意志、意識、知能について著書の中で検証している歴史学者私たちホモ・サピエンスがどのように地球上で他の生物を凌駕し、文明を築いてきたか、その壮大な歴史を描いた一冊で、ハラリは人類史を認知革命(約7万年前)、農業革命(約1万年前)、人類の統一(数千年前~現代)、そして科学革命(約500年前以降)の4つの大きな時代に区分しているんだよ。

この本でいちばん面白いポイントはね、「なぜ人間だけが地球の支配者になれたのか?」という問いへの答えだよ。認知革命では、ホモ・サピエンスが「虚構(フィクション)を信じ、大人数で柔軟に協力できる唯一の動物」であることが強調されるんだよ。つまり、国家も貨幣も宗教も、みんな人間が信じることで成り立っている「共同の物語」だって言うの。この視点、最初に読んだとき本当にびっくりしたよ。

現生人類とよく似た動物がはじめて地上にあらわれたのはおよそ250万年前で、10万年前の地球には少なくとも6つの異なるヒトの種が存在していたけど、最後に生き残ったのは私たちだけだよね。なんでだろう?その謎に、この本はぐいぐい迫っていくんだよ。

そして本書のもうひとつのテーマが「人類は本当に幸福になったのか?」という問いだよ。という、ちょっとせつない結論も待っているんだよ。

カリ子がおすすめする理由

カリ子がこの本を推す理由はね、「学術書なのにとにかく読みやすい」ってところだよ。んだよ。歴史・生物学・経済・宗教・哲学をまたいだ大きな視点で書かれているから、読んでいるとどんどん世界が広がっていく感じがするの。

自らの境遇も自国の存在も小さくかすんでしまうほど、進化、農業、経済といった人類のあらゆる営みが目の前で明らかにされる、世界中の読者がそんなめくるめく悦びを経験した、ってまさにそのとおりだよ。カリ子も最初のページからぐいぐい引き込まれて、一気に読んじゃったんだよね。

しかもこの本、といった世界のトップリーダーたちが揃って絶賛しているんだよ。それだけ幅広い人の知的好奇心をくすぐる内容ってことだよね。

こんな人に読んでほしい

「人類ってそもそも何者なんだろう?」「なんで現代社会ってこうなってるんだろう?」って思ったことがある人に、ぜひ読んでほしいよ。「なぜホモ・サピエンスだけが世界を支配する存在になったのか」「文明というのは本当に人類を幸福にしてきたのか」といった根源的な問いに対して、新たなフレームを提供してくれるからね。

歴史が苦手な人も大丈夫だよ。むしろ「歴史の教科書って退屈だった」って人ほど、この本の語り口に驚くと思うな。カリ子みたいに好奇心旺盛な人には、最高の知的冒険になるはずだよ。上下巻あるけど、読み始めたら止まらないから安心してね。みんなもぜひ読んでみて、感想を聞かせてね!!

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。