サマリ

ビットコインは約8万ドル台で推移し、直近1ヶ月で約4〜8%上昇。イーサリアムは2,300〜2,500ドル圏で弱含み。リップル(XRP)は1.30〜1.37ドル付近と上値が重い展開。全体的に調整局面が続いており、10月28日の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定が相場の分岐点になりそうです。

詳細

Bitcoin(ビットコイン / BTC)

ビットコインは現在、約80,900〜83,400ドル(約1,200〜1,250万円)のレンジで推移しています。

10月15日時点での価格は約80,915ドルで、前日比で約3%下落しました。ただし、1ヶ月前の約77,944ドルと比較すると、約3.8%の上昇を維持しています。

テクニカル面では、14日間のRSI(相対力指数)は51.93と中立圏を維持しており、強気でも弱気でもない「様子見」の状態です。直近の抵抗線は84,065〜84,122ドル付近で、ここを上抜けると87,300ドルの高値が次の目標になります。

一方、昨年同時期(約110,000〜113,000ドル)と比べると、依然として約27〜28%低い水準にあります。高値からの大幅な修正が続いており、慎重な見方が求められる局面です。

Ethereum(イーサリアム / ETH)

イーサリアムは10月15日時点で約2,362ドル(約35万円)と、前日比で約5.6%の大幅下落を記録しました。

1ヶ月前の約2,515ドルから見ても約6%下落しており、ビットコインよりも弱い値動きが目立っています。10月13日時点での1年前比較では、約41%の下落という厳しい数字です。

2026年初頭には景気後退懸念や共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏によるETH売却ニュースが影響し、価格を押し下げた経緯があります。テクニカル的には、50日移動平均線(約2,500ドル)や20日移動平均線(約2,576ドル)が上値の抵抗となっています。直近の重要なサポートは2,405ドル付近で、ここを割り込むと100日移動平均線の約2,351ドルが視野に入ります。

イーサリアムネットワークでは、「Glamsterdam」アップグレードのガス価格変更が今後のETH燃焼量(バーン)に影響を与えるとみられており、供給面での変化にも注目です。

XRP(リップル)

リップル(XRP)は10月15日時点で約1.30〜1.37ドル(約195〜205円)で推移しており、24時間で約3〜4.7%の下落となりました。時価総額は約835億ドルで、全暗号資産の中で5位をキープしています。

9月末時点では1.49ドルで、直近90日間で46%の上昇と好調でしたが、10月に入ってからは一転して下落基調が続いています。特に月初の高値1.52ドルから現在は約1.30ドル台へと、わずか2週間ほどで約15%程度の下げとなっています。

テクニカル面では50日・200日移動平均線をともに割り込んでおり、短期的には弱気シグナルが点灯中です。ただし、100日移動平均線付近では買いが入っており、下値サポートとして機能しています。10月の予想レンジは1.25〜1.46ドルとされています。

今後の展望

3通貨に共通しているのは、「上値の重さ」です。ビットコインは84,000ドル台を明確に突破できるかどうかが当面の焦点。イーサリアムは2,500〜2,576ドルのレジスタンスを上回れるかが鍵を握ります。

最大の注目イベントは10月28日のFRB(米連邦準備制度理事会)の政策会合です。利上げが実施された場合、リスク資産全般に売り圧力が強まる可能性があり、XRPを含む中小アルトコインへの影響が特に大きくなると予想されています。

一方、ビットコインについては中長期的な強気シナリオも残っています。今月末から11月にかけて、$85,500〜$87,300を目指す展開を期待する声もあります。ただし暗号資産は本来、非常に値動きが激しい資産クラスです。投資は必ず余裕資金で行い、最新情報を随時確認しながら慎重に判断することが大切です。

※本記事は情報提供を目的としており、投資を勧めるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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