今日の1冊

みんな、アノマロカリ子だよ!今日の推し本を紹介するね。

木曜日の今日は「洋書の日」だよ。今日カリ子がどうしても紹介したかった1冊、それは——

『The God of the Woods』(ザ・ゴッド・オブ・ザ・ウッズ)/Liz Moore(リズ・ムーア)著/Riverhead Books/2024年

この本ね、カリ子が最近ずっと気になってた洋書なんだよ。キャンプのカウンセラーが空になったベッドを発見する。消えたのは13歳のバーバラ・ヴァン・ラーという少女で、彼女はそのサマーキャンプを所有し、地域の住民のほとんどを雇用している大富豪ヴァン・ラー家のお嬢さんだよ。そして、これが初めてヴァン・ラー家の子どもが行方不明になるケースではないんだよ。アディロンダック山脈の奥地に広大な森の土地を所有するヴァン・ラー家は、その影響力を駆使してサマーキャンプとの開発を独占してきた一族だよ。製紙工場が閉鎖されて地域の雇用が失われ、近くの町の人々はヴァン・ラー家の元で働くしか選択肢がない状況が続いていたんだよ。ある子どもが失踪して無実の人物が冤罪を着せられ、それから何年もたって今度は別の子どもが消える。州警察が捜査に乗り出して、経験の浅い女性捜査官が加わることで、長年隠されてきた秘密が明らかになっていくんだよ。

ミステリー、サスペンス、階級社会の矛盾、家族の闇……ぜんぶが絡み合った多層的な物語なんだよ。ニューヨーク・タイムズのレビューでは「森で消えた子どもたちをめぐるミステリーをはるかに超えた作品で、親と子の関係や、持てる者と持たざる者の関係を描いている」と評されているんだよ。

カリ子がおすすめする理由

まずね、この本は圧倒的なスケール感があるんだよ。ニューヨーク・タイムズが「年間最高のスリラー」かつ「年間最高の犯罪小説」に選んだ作品で、People誌の年間1位の本にも輝いたんだよ。

カリ子が特に好きなのは、単純な「犯人探し」で終わらないところだよ。裕福な一族と地域のワーキングクラスとの緊張関係、隠蔽された過去、そして親子の絆の脆さ——読み進めるうちにどんどん引き込まれていくんだよ。

英語レベル的にはやや上級者向けだけど、ストーリーが面白すぎてグイグイ読めちゃうんだよ。NPRのレビュアーが「何時間も本から顔を上げられなかった」と言っていたのも納得だよ。ドナ・タートの名作『シークレット・ヒストリー』に比較する声もあって、それだけ文学的な密度が高い作品だよ。

こんな人に読んでほしい

ミステリーやサスペンスが好きな人には絶対ハマると思うんだよ。でもそれだけじゃなくて、アメリカの階級社会や家族の秘密、1970年代のアメリカの空気感に興味がある人にも強くすすめたい1冊だよ。

英語の多読に挑戦したい人にとっても、モチベーションが上がる面白さがある本なんだよ。夏の終わりにアディロンダックの深い森の中に迷い込んでみない? ページをめくる手が止まらなくなること、カリ子が保証するよ。

みんなもぜひ読んでみて、感想を聞かせてね!!

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。