【アノマロカリ子の超!絶!激!推しBooks】2026年07月30日のおすすめの1冊!
今日の1冊
みんな、アノマロカリ子だよ!今日の推し本を紹介するね。
今日の木曜日は洋書の日だよ。カリ子が今日イチ押しで紹介したいのは、アンディ・ウィアー(Andy Weir)が2021年に書いたSF小説、『Project Hail Mary(プロジェクト・ヘイル・メアリー)』だよ。
ウィアーといえば、映画にもなった『The Martian(火星の人)』の作者として有名だよね。その彼が放った最高傑作、という声もたくさんある一冊だよ。2026年にはライアン・ゴズリング主演で映画化もされたから、タイミング的にも今まさに読んでおきたい洋書なんだよ。
どんな本?
主人公のライランド・グレースは、見知らぬカプセルの中でひとり目を覚ます。自分の名前すら思い出せない状態から物語が始まるんだよ。少しずつ記憶が戻ってくるうちに、自分がものすごい状況に置かれていることがわかってくる。
太陽のエネルギーを奪う謎の生命体「アストロファージ」によって、地球は数十年以内に壊滅的な寒冷化に向かっている。それを解決するために人類が賭けた「最後の一手」、それがProject Hail Maryというプロジェクトなんだよ。
タイトルの「Hail Mary」は、アメフトで試合終了間際に起死回生を狙う超ロングパスのことで、つまりこのプロジェクト自体が人類の「一発大逆転」を賭けた超ギャンブルなんだよ。しかも宇宙船には帰りの燃料も食料もない。そんな絶望的な状況の中で、グレースは宇宙の孤独と向き合いながら、思わぬ出会いを果たすことになるんだよ。
現在の宇宙船でのシーンと過去の地球での回想が交互に語られる構成で、読み始めたら止まらなくなるタイプの物語だよ。
カリ子がおすすめする理由
カリ子がこの本を強くすすめる理由はいくつかあるよ。
まず、科学的な描写がしっかりしているのに、文章がすごく読みやすいんだよ。ウィアーの英語は難しい構文がほとんどなくて、日本人の英語学習者にも読みやすいスタイルで書かれているだよ。SF初心者でも安心して読み進められるよ。
それから、ユーモアが随所に散りばめられているのも好きなポイントだよ。絶体絶命の状況でも、主人公がちょっと笑えることをつぶやいてくれる。深刻になりすぎない絶妙なバランスがたまらないんだよ。
そして何より、この物語の核心にあるのは「異なる者同士の友情と協力」だよ。宇宙という究極の孤独の中で生まれる絆が、読んでいてじんわりと心に響いてくるんだよ。SF的な驚きと感動、それが同時に味わえる作品って意外と少なくて、この本はその両方をしっかりと届けてくれるんだよ。
2026年の映画化で再注目されているいま、原書で先に読んでおけば映画をもっと深く楽しめるはずだよ。
こんな人に読んでほしい
英語でSFに挑戦してみたいけどハードルが高そうと思っている人に、ぜひ読んでほしいだよ。ウィアーの文章はシンプルで読みやすいから、洋書にそんなに慣れていない人でも意外とスラスラ読めちゃうと思うよ。
それから、宇宙や科学が好きな人、ひとりの人間が知恵を絞って絶境を乗り越えていく物語が好きな人にも、絶対刺さると思うんだよ。それと、映画を見てストーリーが気になった人も、原書を読むことで映像では描ききれなかった細かな科学の描写や主人公の内面がわかって、もっと楽しくなるはずだよ。
宇宙の片隅で繰り広げられる、孤独と友情と科学の物語。カリ子はこういう本に出会うたびに、本を読んでいてよかったなってしみじみ思うんだよ。みんなもぜひ読んでみて、感想を聞かせてね!!
