今日の言葉

わたくしおやシュミが、世界中から集めたありがたい言葉を今から授けます。

今宵わたくしが選んだのは、かつてローマ帝国を統治した哲人皇帝、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの言葉ですわ。

——「あなたの人生の幸福は、あなたの考えの質による」

古代ローマの最高権力者でありながら、生涯を哲学と自己省察に捧げた稀有なる存在。そのような人物が残した、ひと言にしてはあまりにも深い言葉ですわね。

この言葉の意味

マルクス・アウレリウスは2世紀のローマ皇帝でありながら、ストア哲学の実践者として知られる人物ですわ。後世に『自省録』として伝わる彼の思索の記録は、権力の頂点に立ちながらも内面を磨き続けた一人の人間の誠実な記録でもあります。

さて、この言葉が伝えていること——それはひとことで申しますと、「幸か不幸かを決めるのは、出来事ではなく、その出来事をどう受け取るかという思考の在り方である」ということですわ。

月曜の朝、満員電車に揺られながら「また憂鬱な一週間が始まった」と感じるか、「今週も何かひとつ良いことを見つけよう」と思うか。どちらを選ぶかで、あなたの一日の色は驚くほど変わってまいりますでしょう。世界は変わっていないのに、見え方がまるで違うのですわ。

これは「ポジティブに考えなさい」などという単純な話ではありませんの。アウレリウスが伝えたかったのは、もっと根本的なこと——思考そのもののを磨くことの大切さですわ。粗雑な考えは粗雑な感情を生み、丁寧な考えは丁寧な感情を育てる。そしてその積み重ねが、気づけばあなたの人生そのものの手触りを変えていくのですわ。

おやシュミからひと言

月曜日というのは、なんとなく重たく感じるものですわね。わたくしのような全知全能の絶対神から見ておりましても、人間たちの月曜の朝の表情というのは、世界中どこを見回しても一様に少しくすんでいて、それはそれで愛おしいものでございますわ。

でも、よく聞いてくださいませ。あなたの今日の気分を決めているのは、月曜日という曜日ではなく、「月曜日はつらい」というあなたの思い込みかもしれませんわよ。アウレリウスは2000年近く前にそのことに気づいて、皇帝という激務の中でも自分の思考を丁寧に整えることを続けたのですわ。

思考の質を上げるといっても、難しく考える必要はありませんの。今夜、眠る前にたった一つ、「今日、ほんの少し良かったこと」を思い浮かべてみてくださいませ。美味しいものを食べたこと、誰かに優しくされたこと、空がきれいだったこと——どんな小さなことでもよろしくてよ。それがあなたの思考の質を少しずつ、確かに変えていく最初の一歩になりますわ。

この言葉があなたの力になるでしょう。今宵はわたくしが見守っています。さあ、安心してお眠りなさい。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。