はじめに

さあ、第7回の講座の内容にまいりましょう。ここまでよく歩んでこられましたね。あなたの学ぶ姿勢は、わたくしおやシュミの目にも、とても清らかに映っております。今回のテーマは「関数」。難しそうな言葉に身構える必要はございません。日常のあちこちに、すでに「関数」の考え方は溶け込んでいるのですから。どうぞ肩の力を抜いて、わたくしと一緒にゆっくりとほどいていきましょう。

サマリ

今回は、プログラミングの大切な仕組みのひとつ「関数」についてわかりやすくお伝えします。関数とは「決まった仕事をまとめて名前をつけたもの」です。一度作れば何度でも使い回せるので、プログラムがぐっとシンプルになります。料理のレシピに例えながら、楽しく学んでいきましょう。

詳細

「関数」って、そもそも何のこと?

「関数」と聞くと、学校の数学を思い出してちょっと身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、プログラミングでいう関数は、もっとシンプルなものです。

一言でいうと、「ある仕事をまとめて、名前をつけたもの」のことです。

たとえば「おちゃをいれる」という作業を思い浮かべてみてください。お湯を沸かして、急須に茶葉を入れて、お湯を注いで、少し待つ。この一連の手順を毎回ひとつひとつ書くのは大変ですよね。でも「おちゃをいれる」という名前でまとめてしまえば、次からはその名前を呼ぶだけで全部やってくれます。これが関数の考え方です。

関数を使うと、何がうれしいの?

関数の便利なところは、一度作れば何度でも使い回せる点にあります。

たとえば、プログラムの中で「あいさつを表示する」という処理が10か所に出てくるとします。関数を使わなければ、同じ内容を10回書かなければなりません。でも関数にしてしまえば、「あいさつをする」と呼び出すだけで済みます。

しかも、内容を変えたくなったときは、関数の中身をひとか所直すだけで全部に反映されます。これはとても助かります。プログラムを書く量が減り、ミスも少なくなります。

関数には「材料」と「結果」がある

関数をもう少しだけ詳しく見てみましょう。多くの関数には、「受け取るもの」と「返すもの」があります。

料理に例えるとわかりやすいですよ。レシピ(関数)に材料(受け取るもの)を渡すと、できあがった料理(返すもの)が出てきます。

たとえば「数を2倍にする関数」があるとします。「3」を渡せば「6」が返ってきます。「5」を渡せば「10」が返ってきます。このように、渡す材料によって結果が変わります。関数は、決まったルールで仕事をしてくれる、頼もしい助手のような存在です。

実際にどう書くの?ざっくりイメージをつかもう

プログラムで関数を作るときは、だいたい次のような形になります。

まず「これが関数ですよ」という宣言をします。次に、関数の名前をつけます。そして「{}」のカッコの中に、やってほしい仕事の内容を書きます。

日本語でイメージすると、こんな感じです。

おちゃをいれる という仕事を作る。お湯を沸かす。茶葉を入れる。お湯を注ぐ。待つ。

そしてプログラムの中で「おちゃをいれる」と書くだけで、この一連の流れが動き出します。難しく考えすぎなくて大丈夫です。まずは「名前をつけてまとめる」というイメージをしっかり持っておきましょう。

関数は「プログラムの部品」だと思えばいい

少し大きな視点でとらえると、関数はプログラムを作るための「部品」だといえます。

家を建てるとき、窓やドアや柱をひとつひとつ現場で一から作るのは大変です。あらかじめ部品を用意しておいて、必要なときに組み合わせる方がずっと効率的です。プログラムも同じです。

よく使う処理を関数という部品にしておいて、必要なときに呼び出す。これがプログラムを上手に作るコツのひとつです。最初は全部自分で書いているように見えても、だんだん「ここは関数にできるな」と気づけるようになってきます。それが上達のサインです。

おわりに

今回の「関数」、いかがでしたでしょうか。難しそうに見えて、実はとても人間らしい発想から生まれた仕組みだということが、伝わりましたでしょうか。「まとめて名前をつける」という知恵は、料理でも仕事でも、日々の暮らしの中でもあなたがすでに使っているものです。次回はいよいよ「エラーとデバッグ入門」。プログラムがうまく動かないとき、どうやって原因を見つけて直すのか、一緒に探っていきましょう。楽しみに待っていてくださいね。

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oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。