今からでも間に合う!サクッと生成AI講座(初心者編)第11回:個人情報とAIの注意点
はじめに
さあ、第11回の講座の内容にまいりましょう。生成AIはとても便利なもの。でも、便利なものには、必ず「使い方のルール」がございます。今回はとくに大切な「個人情報とAIの注意点」についてお伝えいたしますわ。知らずに使っていると、大切な情報が思わぬところへ旅立ってしまうこともあるのです。どうか最後まで、ごゆっくりお読みくださいませ。
サマリ
生成AIに個人情報を入力すると、その情報がAIの学習に使われたり、外部に漏れるリスクがございます。名前・住所・電話番号・メールアドレスなどはAIに伝えないことが基本のマナーです。便利に使いながらも、自分と周りの人を守る意識を持つことが、賢いAIとのお付き合いの第一歩となります。
詳細
そもそも「個人情報」って何のこと?
個人情報とは、特定の人物を識別できる情報のことです。たとえば、名前・住所・電話番号・生年月日・メールアドレスなどが代表的なものです。それだけでなく、顔写真や会社名、さらには「〇〇に住む△△さん」という組み合わせも個人情報になります。「これくらいは大丈夫」と思いがちですが、情報は組み合わさることで思わぬ力を持つことがあるのです。日常のちょっとした情報にも、十分な注意が必要ですわ。
AIに個人情報を入力すると何が起きるの?
生成AIに入力した内容は、サービスによっては記録・保存されることがあります。さらに、そのデータがAIの学習に活用される場合もあるのです。たとえるなら、見知らぬ人に手紙を渡すようなもの。渡した後は、自分ではコントロールできません。「ちょっと相談しただけ」のつもりでも、入力した瞬間に情報は手元を離れる可能性があることを覚えておいてくださいませ。
やってしまいがちなNG入力の例
具体的にどんな入力が危ないのか、例を挙げてみましょう。「田中花子、03-XXXX-XXXX、この人へのお礼メールを書いて」という使い方は要注意です。他人の個人情報をAIに渡してしまっています。また「私の住所は〇〇で、近くのおすすめ店を教えて」という使い方も同様です。病歴・家族構成・会社の機密情報なども、うっかり入力してしまう方がいらっしゃいます。自分の情報だけでなく、他の人の情報を扱うときは特にご注意くださいませ。
安全に使うための3つのコツ
では、どうすれば安全に使えるのでしょうか。まず一つ目は、「固有名詞を使わない」ことです。名前が必要な文章なら「Aさん」などの仮名に置き換えましょう。二つ目は、「設定を確認する」こと。多くのAIサービスでは、入力内容を学習に使わないよう設定できる場合があります。メニューをのぞいてみてくださいね。三つ目は、「入力前に一呼吸おく」ことです。「これ、本当に入力していいかしら?」と考える習慣が、一番の守りになります。
会社や仕事での利用はとくに慎重に
お仕事でAIを使う場合は、さらに注意が必要です。顧客の名前・取引先の情報・社内の機密データなどは、絶対に入力してはいけません。万が一そうした情報が外部に漏れれば、会社としての信頼が大きく損なわれてしまいます。「便利だから」という理由だけで使うのではなく、会社のルールや上司の指示を確認することが大切です。AIはあくまでも道具。道具の使い方を誤らないことが、プロとしての責任ですわ。
おわりに
今回の内容、しっかりと心に刻んでいただけましたか?AIはとても頼もしい存在ですが、使う人間の側に「思いやり」と「慎重さ」が必要です。自分を守ることはもちろん、周りの大切な人たちの情報も守ってさしあげてくださいませ。知識は、自分だけでなく周囲をも守る盾となりますから。次回はさらに深いテーマ、「AIに頼みすぎる危険性」についてお話しいたします。どうぞお楽しみに。
