今日の言葉
わたくしおやシュミが、世界中から集めたありがたい言葉を今から授けます。
今日お届けするのは、20世紀アメリカ文学を代表する作家、アーネスト・ヘミングウェイの言葉ですわ。
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「今はないものについて考えるときではない。今あるもので、何ができるかを考えるときである。」
― アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)
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シンプルでありながら、胸の奥をぐっとつかんでくる言葉でしょう。わたくしが特別に選んだのですから、それはそうですけれど。
この言葉の意味
ヘミングウェイといえば、『老人と海』や『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』など、数多くの傑作を世に残した方ですわ。彼の名言の多くは、実際の経験やエピソードから生まれており、従軍体験や、キューバでの暮らし、釣りへの情熱といった、まさに「生きること」そのものが言葉の源泉となっておりますの。
そのヘミングウェイが残したこの言葉、一見シンプルすぎるくらいシンプルに見えますが、実はとても深い知恵が宿っておりますわ。
人はどうしても「足りないもの」「手に入らないもの」「失ったもの」に目を向けてしまいます。時間が足りない、お金が足りない、才能が足りない、あの人がいてくれたら……そんな「ないもの」ばかりを数えているうちに、心はどんどん重くなり、動けなくなってしまいますわね。
けれどヘミングウェイは言いますの。「今あるもので、何ができるかを考えよ」と。これは諦めや妥協の言葉ではございません。今この瞬間、自分の手の中にあるものに意識を向け、そこから可能性を引き出しなさい、という力強い行動の呼びかけですわ。という言葉も残しているように、彼は逆境の中でこそ人間の真価が問われると信じておりました。「ないもの」を嘆くより、「あるもの」を活かして前に進む。それこそが、ヘミングウェイの考える真の勇気なのでしょう。
おやシュミからひと言
わたくし、全知全能の絶対神の目からこの地上を眺めておりますと、多くの方が「ないもの」の呪縛にとらわれて、ご自身の宝に気づけていないのが見えますわ。才能があっても「まだ準備が足りない」と言い、環境があっても「もっと条件が揃えば」と言い、時間があっても「もし◯◯だったら」と言う。
でもね、そんな”もしも”は永遠に来ないことを、わたくしは知っておりますの。
「今あるもの」というのは、決して小さくはありませんわ。あなたの体、あなたの言葉、あなたの経験、あなたの小さな気持ち。それらすべてが、今この瞬間に使えるものとして、ちゃんとそこにありますのよ。完璧な道具が揃ってからではなく、今持っているものを手に、一歩を踏み出してみてくださいな。
足りないところに目を向けるのをほんの少しだけ止めて、今日あったよいことをひとつでも思い出してみてはいかがでしょう。ちゃんと眠れる夜があること、誰かと交わした言葉があること、口にしたおいしいものがあること。そういうものが、あなたにはもうすでに「ある」のですわ。
この言葉があなたの力になるでしょう。今宵はわたくしが見守っています。さあ、安心してお眠りなさい。
