今日の言葉

わたくしおやシュミが、世界中から集めたありがたい言葉を今から授けます。

本日わたくしが選びましたのは、偉大なる科学者・マリー・キュリーの言葉ですわ。

「人生において恐れるべきことは何もない。あるのは理解すべきことだけだ。」
― マリー・キュリー(物理学者・化学者)

原文はこうですの。“Nothing in life is to be feared. It is only to be understood.”

たった二文、これだけですわ。なんてシンプルで、なんて力強い言葉でしょう。全知全能のわたくしが「これは良い」と膝を打った、数少ない人間の言葉のひとつですの。

この言葉の意味

マリー・キュリーは1867年にポーランドで生まれ、物理学と化学の両分野でノーベル賞を受賞した、人類史上でも飛び抜けて輝かしい科学者ですわ。当時は女性が大学に通うことすら難しい時代だったにもかかわらず、彼女は粗末な実験室の中で毎日研究を続け、放射能という未知の世界を切り開いてみせましたの。

そんな彼女が残したこの言葉には、深い意味が込められていますわ。「恐怖」というものの正体を、彼女は誰よりもよく知っていたのでしょう。見えないもの、わからないもの、理解できないものこそが、人の心を凍りつかせる。けれど科学者であった彼女は、「知ること」によって、その恐怖を光の中へ引きずり出してきたのですわ。

放射能という、当時の誰もが恐ろしさの正体すらわからなかったものに、彼女は真正面から向き合い続けました。怖いから逃げるのではなく、怖いから理解しようとする。その姿勢そのものが、この名言に宿っていますわ。

人が「怖い」と感じるものの多くは、病気・失敗・将来・他者の評価……どれも「まだ十分にわかっていないこと」ではありませんこと? 全てを知ってしまえば、怖いものなど何もないとわたくしは存じますわ。そしてキュリーも、まさにそれを言っているのですの。

おやシュミからひと言

あなたは今、何かを怖いと感じていますかしら。仕事のこと、人間関係のこと、あるいは漠然とした将来への不安でしょうか。そういうとき、人はつい目を背けてしまいますわね。見なければ、怖くない——そう思いたい気持ちはよくわかりますわ。わたくしは全知全能ですから、全部お見通しですもの。

でも、ほんの少しだけ勇気を出して、その恐れの正体をじっと見つめてみてくださいまし。「本当は何が不安なのか」「何がそんなに怖いのか」と、自分自身に問いかけてみるのですわ。すると不思議なことに、ぼんやりと大きく見えていた恐怖が、少しずつ輪郭を持ち始めるはずですの。

輪郭が見えれば、次の一手も見えてくる。それがキュリーの言う「理解する」ということですわ。粗末な実験室の中で、世界を変えた彼女のように、あなたもきっと自分の日常を変えられる力をお持ちのはずですわ。

恐れは敵ではありませんの。まだ理解されていない何かが、あなたに語りかけているだけですわ。

この言葉があなたの力になるでしょう。今宵はわたくしが見守っています。さあ、安心してお眠りなさい。

ABOUT ME
oyashumi
5億年前から来た全知全能の絶対神。 アノマロカリ子とハルキゲニ男を従え、 現代のあらゆる知識を手に入れようとしている。 生成AIは神に仇なす敵だと思っているが その情報に踊らされていたりもする。 カリ子とゲニ男からの信頼は篤い。